12:30、昼食。いつものようにブッフェには、牛、鶏、アマゾンの魚という主菜の他、サラダやパスタなどの料理がずらりと並んでいる。
そして今日のアマゾンの魚は、アマゾンを代表する「世界最大の魚」、ピラルク(pirarucu)だ。
先住民の言葉でピラは「魚」、ウルクは「赤」。つまりピラルクは「赤い魚」という意味だ。
ちなみに、アニアというのは「刃物(はもの)」のことで、ピラニアは「刃(は)の魚」なんだそうな。
ピラルクは、1億年もの間、今と変わらぬ姿で生息していたとみられることから「生きた化石」とも呼ばれている。
「アマゾンの鱈(たら)」と呼ばれるほどの味の良さから、乱獲されたため、絶滅の危機に瀕(ひん)している。
そのため産卵期や、1.5メートル以下のピラルクは捕獲禁止なんだそうだ。
今日の昼食は、そのピラルクを中心に、パスタやサラダを、ワンプレートに盛り合わせる。
みんなで「いただきます」をしてから、いよいよピラルクを食べ始める。(みんなの背後に、オレンジ色の服を着た、ツアーガイドの大塚さんの姿も見える。)
実際に食べてみたピラルクは、鱈よりもはるかにしっかりとした食感。
まるで豚天(豚肉の天ぷら)を食べているような感じで、とてもうまい!
この味と食感は大好きだなあ。
飲みものは、いつものようにビールからスタートし、スープをつまみにカイピリーニャ(カシャーサとブラジル・レモンのカクテル)だ。
食後に河原に降りてみると、船着き場には、インド人の団体さんが乗ってきた、ちょっと大きめの船が泊まっていた。
せっかくなので、その船の内部も(勝手に)見学させてもらう。
船の2階席から見下ろすと、いつも移動用に使っているボートが小さく見えるなあ。
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