2015年9月16日水曜日

レバノン料理「オ・リバネイス」


 9月末をもって、5人の日本人社員が、ブラジルでの業務を終えて帰国する。

 今日はその送別会で、最近、我われのアパートの近くにできたレバノン料理の店、「オ・リバネイス(O Libanês)」にやってきた。

 中東の国、レバノンは、その西岸が地中海に面していて、シリア、イスラエルと国境を接している。

 私はちっとも知らなかったけど、レバノン料理は、地中海料理のひとつとしてよく知られているんだそうな。

 レバノン内戦を避けて、多くのレバノン人がヨーロッパや南北アメリカ大陸などに移住したことにより、それら各地での知名度が上がったらしい。

 ゴマ、レモン、オリーブオイル、ハーブ、ヨーグルトを使った料理が多いのが特徴で、野菜が多いため、ベジタリアン向けの料理や、ダイエット用の料理としても好まれている。

 どの料理も日本人の舌にもよく合う。


 最後に、今回帰国される5人のメンバーのあいさつと、全員での記念写真を撮影して終了。


朝食: 鶏肉煮(iscas de frango ao molho、イスカス・ジ・フランゴ・アオ・モーリョ)、クスクス(cuscuz)、サツマイモ(batata doce、バタタ・ドーシ)、ハムパン(pão com mortadela、パン・コン・モルタデーラ)、メロン(melão)、カフェオレ(café com leite、カフェ・コン・レイチ)。鶏肉煮、牛肉煮などの煮物系の料理の場合、その煮汁をクスクスにかけてもらうと、パサパサだったクスクスのまとまりがよくなり食べやすい。メロンはフォークとナイフで切って食べるんだけど、端から順に食べていって、最後の一切れ分が、切り離した瞬間に予想外の転がり方をして、床に落ちてしまった。残念!

昼食: ブラジル風肉じゃが(vaca atolada、ヴァカ・アトラーダ)、フェイジョン・トロペイロ(feijão tropeiro)、スパゲティ(macarrão espaguete、マカホン・エスパゲッチ)、サラダ(salada)、スイカ(melancia、メランシア)、ぶどうジュース(suco de uva、スーコ・ジ・ウーヴァ)。ブッフェに並ぶ茶豆煮(feijão mulatinho、フェイジョン・ムラチーニョ)とライス(arroz、アホース)は取らず、かわりにフェイジョン・トロペイロ。これは、汁気がなくなるまで煮た豆(フェイジョン)に、ベーコンやクスクスを混ぜて仕上げた、ミナスジェライス州に伝わる家庭料理のひとつ。「ブラジル風肉じゃが」は、牛肉とキャッサバ芋の煮物。ジャガイモではない。

夕食: 送別会でレバノン料理「オ・リバネイス(O Libanês)」。その帰り道に、I重さんと二人で、公園の屋台「シュハスキーニョ・バイアーノ(Churrasquinho Baiano)」で二次会。「やっぱり牛肉の塊(かたまり)が食べたいよねえ」ということで、ピッカーニャ・アルゼンチーナ(牛イチボ肉、8.00R$、249円)と、カニーニャ(カシャーサ、3.00R$、94円)のレモン割りを、それぞれ2杯ずついただいて〆。お勘定は、二人で29.50R$(920円)、ひとり当たり14.25R$(460円)だった。

社員食堂の朝食
鶏肉煮

社員食堂の昼食
ブラジル風肉じゃが
レバノン料理「オ・リバネイス」
お通しのニンジンから、うまい!

ひき肉にヨーグルト

レバノン風ヴィナグレッチ

ツナサラダ
クリスピー(鳥唐揚げ)

チキンソテー(ソースたっぷり)

粗びきソーセージ

レバノンごはん

パイの中にひき肉が挟んである
飲み物はビールからカイピリーニャ
帰り道に公園の屋台に寄る

ピッカーニャ・アルゼンチーナ
二次会はI重さんと二人だった

1 件のコメント:

  1. I'm proud to see some japanese in my city. In this blog I could see how they do for enjoy this moments living here. The versatility of this people could teach us a lot. They used be sophisticated in popular places for an other hand, popular in sophisticate place.Welcome with your organized life style but, please, just pardon our messed life style. Thanks to share your life moments.

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