社員食堂の朝食の主食として、毎日のように出てくるのが「クスクス」だ。
ポルトガル語の綴りでは、「cuscuz」と、最後に「z」が付いているが、濁ることなく「クスクス」と発音する。
ブラジル以外で食べられている、一般的なクスクスは、小麦粉から作る粒状のパスタのこと。
加熱後乾燥させた状態で流通しているので、熱湯を加えて加熱すると元にもどる。
もともとは北アフリカの先住民の伝統料理で、主食として何千年も前から食べられてきたらしい。これがヨーロッパを経由して、ブラジルにも渡ってきた。
ブラジルにやって来たクスクスは、他の地域のものとは別の進化をとげ、その材料は小麦粉から、キャッサバとトウモロコシの粉に変わった。
だからその色も黄色い。
ブッフェレーンに並べられたバットの中に、このクスクスを蒸したものが置かれているので、それを好きなだけ皿に盛ったあと、主菜ゾーンで主菜をついでもらう。
クスクスの役割は、ごはんと同じだ。
それ自体には味も香りもあまりなくて、おかずと一緒に食べる。
ただし、クスクス自体はパラパラなので、そのままだとフォークでは食べにくい。
おかずの水分と混ぜ合わせながら、ちょっとまとまった状態にして食べるのである。
平日の朝は、ほとんどクスクスなので、自分の中でも当たり前の料理になってきた。
日本に帰ったあと、きっとこの「ブラジルのクスクス」が食べたくなるんだろうなあ。
朝食: ポルトガル風ソーセージ(salsicha à portuguesa、サウシーシャ・ア・ポルツゲーザ)、クスクス(cuscuz)、ポレンタ(polenta)、チーズパン(pão com queijo、パン・コン・ケージョ)、スイカ(melancia、メランシア)、カフェオレ(café com leite、カフェ・コン・レイチ)。メニューでは、ゆでたヤマイモ(inhame、イニャーミ)が出ることになってたんだけど、実際にブッフェに並んでいたのはポレンタだった。ポレンタは、トウモロコシの粉を練り固めた料理で、バットに流し固めて、縦横に切り分けたものを皿にとっていただく。表面が強く固まってるので、オーブンかなんかで、表面にだけ熱を加えているのかもしれない。ほぼ無味無臭で、いろんなおかずに合う主食(炭水化物)として機能する。
昼食: 豚ロースのグリル(copa lombo grelhado、コパ・ロンボ・グレリャード)、黒豆煮(feijão preto、フェイジョン・プレート)、ライス(arroz、アホース)、スパゲティ(macarrão espaguete、マカホン・エスパゲッチ)、具入りクスクス(cuscuz colorido、クスクス・コロリード)、サラダ(salada)、パパイヤ(mamão、ママォン)、グアバジュース(suco de goiaba、スーコ・ジ・ゴイアーバ)。今日の豚肉は、とてもやわらかくて食べやすい。具入りクスクスも好きだなあ。ちなみにもうひとつの主菜は牛シチュー(picadinho com legumes、ピカヂーニョ・コン・レグメス)だった。食後は、食堂の奥の林で、サグィ(小さいサル)の見学。
夕食: このところ、帰りのバスが比較的順調(渋滞なし)で、午後7時ごろにはアパートに着いていたのに、昨日はちょっと渋滞して7時半に到着。今日はさらに渋滞して8時ごろの到着となった。会社を出発するのは6時ごろなので、通常1時間ほどかかるのに対して、今日はその倍の時間がかかった。貸切バスの、飛行機のエコノミークラスのような座席をリクライニングして過ごしてるんだけれど、それでも2時間も乗ってると疲れるなあ。昨日作った野菜スープを温めて、電子レンジで温めたチーズパン+プロポリス入り蜂蜜でビールを飲む。お腹が空いていたのか、野菜スープとチーズパン2個を、あっという間に食べてしまい、ビールが残った。カシューナッツをつまみに、残りのビールを飲んで〆とした。
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社員食堂の朝食 |
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ポルトガル風ソーセージ |
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社員食堂の昼食 |
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豚ロースのグリル |
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アパートで夕食 |
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カシューナッツで〆 |
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