先日、倉嶋編集長とイマムがブラジルに来てくれたときに、こっちの暮らしでの注意事項を説明したら、ものすごくびっくりされた。
そのひとつがトイレの使い方。
ブラジルではトイレに紙を流さない。使用後のトイレットペーパーは、便器の横に必ず置かれているゴミ箱に捨てる。
これ、日本人は抵抗がありますよねえ。
「うちは水溶性のトイレットペーパーを使ってるので、そのまま流して大丈夫です。でも、水洗の量や勢いが、日本のトイレほどはないので、こまめに流すようにしてくださいね」
ちなみに、冒頭の画像で、便器の右上方に向かって伸びているホースは、小さなシャワーだ。実はこれがウォシュレットの代わりなんだな。
次に驚くのがシャワー。
「シャワーの水は、シャワーの中にある電気ヒーターで、その場で温めます。だから出す水の量が少ないと温かいんだけど、たくさんの水を出すとぬるくなります。まあ、水よりは温かいぐらいの気持ちで使ってください」
これは、うちのアパートに限ったことではなくて、ブラジル中、みんなそうなんだ。高級ホテルに泊まっても、シャワーはこれと同じ仕組みである。
ちなみにバスタブはなくて、1日に何度もシャワーを浴びるのがブラジル流です。
最後は道路。
「道を歩くときに、ところどころ道が陥没していたり、犬の糞(ふん)があったりしますから、よ~く路面を見ながら歩いてくださいね。話に夢中になっていると、凹(ぼこ)にはまったりしますから」
ま、昭和40年代ごろの日本の道路と同じような感じと思ってもらえるといいかもしれません。
もっともインパクトがあったのは、やっぱり「トイレにペーパーは流さない」という話だったようです。
これもまた、高級ホテルに泊まったとしても、やっぱり同じ状況です。
去年、ブラジルで開催されたワールドカップのときも、このトイレの習慣に驚いた外国の人が多かったようですね。
来年のリオデジャネイロ・オリンピックの会場も、きっとトイレはブラジル式になるんでしょうね。
朝食: ポルトガル風ソーセージ(salsicha à portuguesa、サウシーシャ・ア・ポルツゲーザ)、クスクス(cuscuz)、ハムパン(pão com mortadela、パン・コン・モルタデーラ)、スイカ(melancia、メランシア)、カフェオレ(café com leite、カフェ・コン・レイチ)。昨日から降り続く雨で、空港の前の道路が池のようになっている。通勤バスなどの大きな車はなんとかなるけど、乗用車やバイクは、これだけ深さがあったら通過するのがむずかしいだろうなあ。そんなわけで、いつもより15分ほど遅れて会社に到着。今朝もまた、パンは袋に入っておらず、むき出しのまま手渡される。でも今日は想定済み。うちからジップロックを持ってきているのさ!(^^)v
昼食: 煮込みステーキ(bife de panela、ビッフィ・ジ・パネーラ)、黒豆煮(feijão preto、フェイジョン・プレート)、ライス(arroz、アホース)、スパゲティ(macarrão espaguete、マカホン・エスパゲッチ)、具入りクスクス(cuscuz colorido、クスクス・コロリード)、サラダ(salada)、メロン(melão)、ウンブージュース(suco de umbu、スーコ・ジ・ウンブー)。「ビッフィ・ジ・パネーラ(bife de panela)」は直訳すると、『鍋の牛肉』、つまり『牛鍋』なんだけど、具材はほぼ牛肉だけだし、その牛肉も小さめのステーキぐらいの厚みと大きさがある。だから、この料理名は『煮込みステーキ』としてみた。
夕食: 朝のハムパン2個で、カシャーサ「ピトゥ(pitû)」の青汁割り。そして、食後は、皮ごと食べるブドウである。
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社員食堂の朝食 |
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ポルトガル風ソーセージ |
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社員食堂の昼食 |
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煮込みステーキ |
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ピトゥの青汁割りでハムパン2個 |
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食後にブドウ |
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