「ウズラがあるけど、食べる?」
公園の屋台「シュハスキーニョ・バイアーノ(Churrasquinho Baiano)」のおねえさんが、ポルトガル語でそんなような感じのことを言いながら、お皿にのったウズラ(codorna、コドールナ、8.00R$、253円)を見せてくれる。
「えっ? 今日はウズラがあるの? 食べる食べる! 2つください」
といった感じの返事を、片言(かたこと)のポルトガル語で返す。
だいぶ前に一度だけ、同じことを言われたことがあった。そのときは、串を2~3本食べた後で、とても食べられそうになかったので断ったのだ。
なにしろウズラ丸ごと1羽分だからねえ。
小さい鳥とはいえ、けっこうなボリュームがある。
それ以来、何度か「今日はウズラはあるの?」と聞いてみてはいたのだが、いつも返事は「ありません(Não tem、ノン・テン)」の一言だったのである。
はじめて食べるウズラ。
けっこう肉がついてて、しかもその肉がしっかりと引き締まっていてうまいっ!
ブラジルの大衆的な店では、肉は「よく焼き(ウェルダン)」で焼くのが標準なので、このウズラも思いっきり焼きあげているが、日本の焼き鳥屋で出してくれるような、絶妙な焼き加減で出してくれたら、ジューシーさが加わって、もっとうまいんだろうなあ。
そんなことを考えながらも、さらに2羽分のウズラを追加注文した。
朝食: 牛干し肉煮込み(charque à brejeira、シャルキ・ア・ブレジェイラ)、クスクス(cuscuz)、ヤマイモ(inhame、イニャーミ)、チーズパン(pão com queijo、パン・コン・ケージョ)、スイカ(melancia、メランシア)、カフェオレ(café com leite、カフェ・コン・レイチ)。昨日、レバノン料理を食べて、さらに屋台でピッカーニャ・アルゼンチーナまで食べたものだから、朝起きても、まだ空腹感がない。「今朝の朝食は、少量にしておくかなあ」と思いながらメニューを確認すると、なんと、大好物の牛干し肉煮込みだ。いつものとおり、たっぷりといただきました。
昼食: レモン添え魚フライ(peixe frito com limão、ペイシ・フリット・コン・リマォン)、黒豆煮(feijão preto、フェイジョン・プレート)、ライス(arroz、アホース)、スパゲティ(macarrão espaguete、マカホン・エスパゲッチ)、サラダ(salada)、パパイヤ(mamão、ママォン)、オレンジ・ジュース(suco de laranja、スーコ・ジ・ラランジャ)。今日の主菜は、魚フライか「ピザ職人の牛ステーキ(bife à pizzaiolo、ビッフィ・ア・ピッツァイオーロ)」。木曜日なので、夜はきっと屋台で牛肉を食べるから、昼は魚フライにした。しかしながら、この魚フライ。魚の鮮度がやや落ちているのか、あまり美味しくない。う~む。はずれのない牛肉にしておくべきだったか……。
夕食: 公園の屋台「シュハスキーニョ・バイアーノ(Churrasquinho Baiano)」。N西さん、S田さん、K野さん、T内さん、I重さん、I和泉さん、そして私の7人で、あれやこれやの219.00R$(6,913円)、ひとり当たり31.29R$(988円)でした。みんなの写真を看板娘(かんばんむすめ)に撮ってもらったあと、「バネッサ(=看板娘の名前)も入って」とお願いしたんだけど、「ノン(Não!)」と笑顔で強く辞退されてしまいました。15歳の娘は、まだ恥ずかしいのかな。残念!
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社員食堂の朝食 |
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牛干し肉煮込み |
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社員食堂の昼食 |
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レモン添え魚フライ |
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カウジーニョ(カップスープ)でビール |
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ピッカーニャ・アルゼンチーナ |
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