二日後に帰国するT内さん。
残っていた食材等は、すべて我われに分けてくれたので、今夜と明日の夜は外食されるとのこと。
今夜は「イーリャ・スシ(ILHA SUSHI)」に行くというので、一緒に連れてきてもらった。
「イーリャ(ilha)」は「島」のことなので、直訳すると「寿司島」という店名だ。
ブラジルの寿司は、日本の寿司とは明らかに違うんだけれど、もはやブラジルの国民食と化していて、いろんなレストランで食べることができるのだ。
ここ「イーリャ・スシ」の料理も、なかなか美味しいという話は聞いていたのだが、私自身、ここに来るのは今日が初めて。
サーモンの巻寿司に、衣をつけて揚げたカリオカ寿司(Sushi Carioca、スシ・カリオーカ、34.00R$、1,022円)などをつまみに、今夜もカイピリーニャ(4.90R$、147円)をたくさんいただいた。
朝食: 牛肉煮込み(guisado、グィザード)、クスクス(cuscuz)、ムングザ(munguzá、トウモロコシの甘いスープ)、ハムパン(pão com mortadela、パン・コン・モルタデーラ)、バナナ(banana)、カフェオレ(café com leite、カフェ・コン・レイチ)。今朝の牛肉煮込みには、牛スジ肉が多く含まれていた。牛肉も好きなんだけど、牛スジ肉の弾力感もたまらない。フェイジョン(煮豆)の文化が定着しているブラジルでは、煮込みには圧力鍋を使うのが標準的。だから焼いて食べると硬い牛肉も、煮込むととてもやわらかくなる。牛スジ肉だってやわらかいんだから、すごいよね!
昼食: 牛干し肉焼き(carne de sol acebolada、カルニ・ジ・ソウ・アセボラーダ)、茶豆煮(feijão mulatinho、フェイジョン・ムラチーニョ)、ライス(arroz、アホース)、スパゲティ(macarrão espaguete、マカホン・エスパゲッチ)、サラダ(salada)、スイカ(melancia、メランシア)、ウンブー・ジュース(suco de umbu)。社員食堂のおかずに、ブラジル北東部(ノルデスチ)名物のカルニ・ジ・ソウ(carne de sol、牛干し肉)がダイレクトに出てくることは少ない。生肉から焼く牛ステーキ(bife)に比べて、カルニ・ジ・ソウのほうが高いからなんだろうと思う。もうひとつの主菜は地鶏焼き(frango caipira、フランゴ・カイピーラ)。同じ職場のN口さんは、こちらを選択。これも見るからに美味しそう。前回、牛干し肉焼きが出たときも、もうひとつの主菜はやっぱり地鶏焼きで、このときもちょっと迷った。この二つは、別々の日に出してほしいなあ。
夕食: T内さん、O野さん、I泉さんと4人で「イーリャ・スシ(Ilha Sushi)」。鉄火巻(tekkamaki、テッカマキ、29.00R$、872円)、キュウリの酢の物(sunomono pepino、スノモノ・ペピーノ、19.00R$、571円)、カリオカ寿司(sushi carioca、スシ・カリオーカ、34.00R$、1,022円)、鶏唐揚げ(frango à passarinha com fritas、フランゴ・ア・パッサリーニャ・コン・フリッタス、37.00R$、1,112円)、フライドポテト(fritas porções、フリッタス・ポルソンズ、18.00R$、541円)をもらって、生ビール(3.95R$、119円)、カイピリーニャ(9.00R$、271円)、ピトゥのカイピリーニャ(4.90R$、147円)。サービス料10%が付いて、お勘定は4人で291.83R$(8,774円)。ひとり当たり72.96R$(2,194円)だった。(本日のレート:30.07円/R$)
社員食堂の朝食 |
牛肉煮込み |
社員食堂の昼食 |
牛干し肉焼き |
「イーリャ・スシ」 |
まずは生ビールで乾杯 |
鉄火巻き |
きゅうりの酢の物 |
鶏の唐揚げ |
カイピリーニャ |
さらにフライドポテト |
体育館のように広い店内 |
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