2015年9月10日木曜日

ペイシのカウジーニョ


 今日も午後7時過ぎにはアパートに到着。

 木曜日なのでさっそく普段着に着替えて、目の前の公園の屋台「シュハスキーニョ・バイアーノ(Churrasquinho Baiano)」に出かける。

 いつものようにビール(ロング缶、6.00R$、192円)とピッカーニャ・アルゼンチーナ(アルゼンチン牛のイチボ肉、8.00R$、257円)、そして肉の焼き上がりを待つ間用のカウジーニョ(カップスープ、3.00R$、96円)を注文。

 すると、今日はいつものフェイジョン(豆)のカウジーニョの他に、ペイシ(魚)のカウジーニョがあるという。

 この屋台で魚のカウジーニョは初めてなので、魚を選択。

 出てきたカウジーニョを一口すすると、口の中に魚のうまみがたっぷりと入ってきた。

 これはいいねえ。

 スープの具として、ほぐした魚の身も入っていて、まるで小さなムケッカのようだ。ごはんにかけて食べてもおいしいだろうなあ。

 すぐにピッカーニャも焼きあがってきた。この店のシュハスキーニョ(串焼き肉)の中では、このピッカーニャが最高級品(=値段がもっとも高い)。

 もちろんその味わいも最高級品だ(=一番おいしい)。

 ちょうどピッカーニャを食べ終えて、ビールをもう1本たのんだところへ、I和泉さん、S田さん、I重さんの3人がやって来て、いつもの屋台らしくなった。

 その3人用のピッカーニャのほかに、コラソン(鶏ハツ、3.00R$、96円)や、コステラ(牛バラ、4.00R$、128円)、マミーニャ(牛肩ロース、4.50R$、144円)などを注文。

 一連の肉を食べ終えて、ゆるゆると話をしているところへ、おかあさんが「これ食べない?」と持って来てくれたのはマミーニャ・コン・ケージョ・パルメザン(maminha com queijo parmesão、5.00R$、160円)。日本語にすると「牛肩ロースとパルメザンチーズ」だ。

 たぶん初めてなので、さっそく1本もらってみると、これがおいしいこと。

 実はこの屋台には、シンプルに肉だけを焼いた串のほかに、「○○・コン・ケージョ(○○とチーズ)」という名前の、肉とチーズとを一緒に焼いた串も多いのだ。

 我われ日本人が、シンプルに肉だけの串焼きを選ぶことが多いのに対して、ブラジル人は、このチーズと一緒の串焼きを選ぶ人が多い。

 長くこちらで暮らしているうちに、我われの味覚もブラジル人に近づいてきたのかなあ。

 最後はブラジル・レモンを搾り入れたカニーニャ(カシャーサ、3.00R$、96円)を、ひとり3杯ずつぐらいいただいて〆。


朝食: 牛野菜煮込み(guisado misto、グィザード・ミスト)、クスクス(cuscuz)、キャッサバ(macaxeira、マカシェイラ)、ハムパン(pão com mortadela、パン・コン・モルタデーラ)、スイカ(melancia、メランシア)、カフェオレ(café com leite、カフェ・コン・レイチ)。牛野菜煮込みといっても、牛肉以外に入っているのは少量のジャガイモのみ。バットの中にはいろんな野菜があるようなんだけど、それらはあえてよけるようにしながらついでくれるのだ。「野菜は出汁(だし)の素(もと)でしかない」ぐらいに考えてるのかなあ。そうそう。事前に公開されたメニューでは、今日はクスクスのほかに、以前、I重さんにいただいたことがあるカンジッカ(canjica)という、トウモロコシの甘いデザートが出る予定になっていたので、楽しみにしていたのだが、キャッサバに変わっていた。

昼食: 牛ステーキ・マデラソース(bife ao molho madeira、ビッフィ・アオ・モーリョ・マデイラ)、茶豆煮(feijão mulatinho、フェイジョン・ムラチーニョ)、ライス(arroz、アホース)、スパゲティ(macarrão espaguete、マカホン・エスパゲッチ)、サラダ(salada)、パパイヤ(mamão、ママォン)、カシュー・ジュース(suco de caju、スーコ・ジ・カジュー)。今日の主菜は、牛ステーキ・マデラソースかチキンカツ(frango à milanesa、フランゴ・ア・ミラネーザ)。どちらも人気の料理だ。牛ステーキを選んだら、ナイフで切るのもむずかしいほど硬い肉で、食べるのに時間がかかってしまった。でも、噛みしめるほどに旨みが出てくるのがいいね。まるでスルメイカみたいだ。カシュー・ジュースの他に、Wリアンさんが買ったコカ・コーラも、ちょっといただく。

夕食: 今日もほぼ渋滞なしで帰って来たのに、アパートまであと10分ぐらいのところにきて、道路工事の影響による渋滞に引っかかった。しかしながら、10分程度の遅れですみ、午後7時過ぎにはアパートに到着。木曜日なので公園の屋台「シュハスキーニョ・バイアーノ(Churrasquinho Baiano)」。I和泉さん、S田さん、I重さんと4人で、133.50R$(4,282円)。ひとり当たり33.38R$(1,070円)ずつというのは、これまでの最高新記録かも!? みんなの写真を撮るのを忘れてた……。(本日のレート:32.07円/R$)

社員食堂の朝食
牛野菜煮込み
社員食堂の昼食
牛ステーキ・マデラソース
ピッカーニャ・アルゼンチーナ
最後はカシャーサで〆

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