今日のツアーは、出発時刻が午前10時と遅いので、朝食のあとに、近くの市場に出かけてみた。
アンデス地方の先住民(インディオ)の血を引く女性たちは、共通した民族衣装を身につけていることが多い。
大きな特徴は、山高帽(やまたかぼう)、三つ編みのおさげ髪、ポリェラと呼ばれる、ひだが多く、すその広がったスカートだ。
三つ編みのおさげ髪は、左右2本を、腰あたりまで垂らしている。
既婚者は2本のおさげの先をひとつに結び、未婚者は2本のおさげを分けたままにしているんだそうな。
リクリャと呼ばれる、カラフルで厚手の風呂敷を背中にしょっている人も多い。
これは買い物袋にもなるし、この風呂敷に赤ちゃんをくるんで抱いている女性もいる。
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この民族衣装。感覚的には、日本人の和服(着物)に近いのかなあ。街なかのあちこちで、よく見かける。
そうそう。ブラジルの男性は、女性を見るときに、まずお尻を見るんだけど、アンデス地方ではふくらはぎを見る。
ふくらはぎを見て、「よく働きそうな女性かどうか」を判断するんだって!
だから、標高が高くて寒い地方なのに、ポリェラなんていうヒラヒラしたスカートをはいているんだそうな。
このポリェラも、独身女性は膝の裏ぐらいまでの短いものをはいて、ふくらはぎを見えやすくし、結婚すると、少し長めのポリェラにして、ふくらはぎが見えにくくするんだという。
おもしろいねえ。
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