フェイジョン・トロペイロ(feijão tropeiro)は、ブラジル南東部、ミナスジェライス州の郷土料理。
汁気がなくなるまで煮た豆(feijão、フェイジョン)に、ベーコンや野菜、トウモロコシ粉を混ぜて仕上げたもので、日本でいうと「炊き込みごはん」や「かやくごはん」みたいなもんだろうか。
そもそもトロペイロ(tropeiro)というのは、ブラジル沿岸部の街から、ミナスジェライス州などの内陸部に食糧や物資を運んだ行商人のこと。
荷物を積んだラバやロバを10頭ほど引いて行商を行っていた。
その長旅の途中に食べていた料理が、このフェイジョン・トロペイロなんだそうな。
朝食: 牛干し肉煮込み(charque à brejeira、シャルキ・ア・ブレジェイラ)、クスクス(cuscuz)、キャッサバ(macaxeira、マカシェイラ)、チーズパン(pão com queijo、パン・コン・ケージョ)、メロン(melão)、カフェオレ(café com leite、カフェ・コン・レイチ)。月曜日に続いて、今日もコーヒー切れが発生。毎日のことなのに、どうしてこんなことになるのかなあ? 不思議でしょうがない。ブラジルに来る前に、会社の先輩から「ブラジルは、地球の裏側なので、「なにもかも、まったく正反対だ」というぐらいの気持ちでいて、ちょうどいい」と言われたことを思い出した。
昼食: 豚ロース炒め(copa lombo、コパ・ロンボ)、フェイジョン・トロペイロ(feijão tropeiro)、スパゲティ(macarrão espaguete、マカホン・エスパゲッチ)、サラダ(salada)、バナナ(banana)、グアバ・ジュース(suco de goiaba、スーコ・ジ・ゴイアーバ)。ブッフェにフェイジョン・トロペイロが並んでいたので、茶豆煮(feijão mulatinho、フェイジョン・ムラチーニョ)とライス(arroz、アホース)は取らなかった。フェイジョン・トロペイロは、煮豆(フェイジョン)に、ベーコンやクスクスを混ぜて仕上げた料理。もうひとつの主菜は煮込みステーキ(bife de panela、ビッフィ・ジ・パネラ)だった。とここまで書いて思い出したけど、この昼食、8月12日(水)の昼食と、うり二つですね!
夕食: 3週間ほど一時帰国されていたI和泉さんが、今日の昼ごろに到着する便で戻ってこられたので、「さっそく飲みにいきましょう」という話をしていたら、「カレーを作ったから、私の部屋で飲みましょう」とお誘いいただいた。会社から帰ってから、S田さん、I重さんと一緒にうかがって、ここ3週間ほどの出来事を情報交換しながらカレーをいただく。ブラジルに到着して早々なのに、みんなの食事を作っていただき、ありがとうございます!
社員食堂の朝食 |
牛干し肉煮込み |
社員食堂の昼食 |
豚ロース炒め |
I和泉さん、S田さん、I重さん |
I和泉さんのカレーライス |
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