2015年5月20日水曜日

ピッカーニャ・アルゼンチーナ

ピッカーニャ・アルゼンチーナを3本!

 公園の屋台「シュハスキーニョ・バイーアノ(Churrasquinho Baiano)」で、一番おいしい肉がピッカーニャ・アルゼンチーナ(picanha argentina)だ。

 値段も、この店の肉類の中でもっとも高くて、1串(150グラム位)が8.00R$。それでも日本円に換算すると320円ぐらいなんだから安いではありませんか。(ちなみに日本の焼鳥は1串30~40グラムほど。)

 ピッカーニャ・アルゼンチーナというのは、アルゼンチン牛のピッカーニャのこと。

 そのピッカーニャというのは、腰からももあたりのランプ肉から、少しだけ取れる骨まわりの肉のことなんだそうな。日本ではイチボ肉と言うらしい。

 赤身が中心のこっちの牛肉にしては、脂身とのバランスがいいから、日本人からも好まれるんだろうな。普通の牛肉よりも旨みが強いのだ。

 さらにアルゼンチン牛は、他の牛と比べて、赤身の旨みが強くて、肉がやわらかい。

 いちど食べると、やみつきになること間違いなしの逸品なのである。


朝食: 牛野菜煮込み(guisado misto、ギザード・ミスト)、ゆでキャッサバ芋(macaxeira、マカシェイラ)、ハムパン(pão com mortadela、パン・コン・モルタデーラ)、スイカ(melancia、メランシア)、カフェオレ(café com leite、カフェ・コン・レイチ)。牛野菜煮込みと言いつつも、いつものとおり、入っているのは少量のニンジンと玉ネギ。ほとんど牛肉である。ブッフェにはクスクス(cuscuz)とキャッサバ芋が並んでいたが、キャッサバ芋だけにした。

昼食: 牛肉の玉ネギの炒め(bife acebolado、ビッフィ・アセボラード)、茶豆煮(feijão mulatinho、フェイジョン・ムラチーニョ)、ライス(arroz、アホース)、スパゲティ(macarrão espaguete、マカホン・エスパゲッチ)、サラダ(salada)、パパイヤ(mamão、ママォン)、アセロラジュース(suco de acerola、スーコ・ジ・アセローラ)。今日も牛肉が硬いっ! ナイフでも切れないほど硬い。これをグイグイと噛みしめるのが旨い。いつものごとく赤身だけだ。他の日本人社員とよく話すことだけど、牛肉も赤身だけをパックにすると、どこの部位なのか、まったくわからない。今日のもうひとつの主菜は、「美味しい魚」(peixe à delícia、ペイシ・ア・デリーシア)という名称の「魚のグラタン」だった。

夕食: 水曜日だけどアパート横の公園に出る屋台「シュハスキーニョ・バイアーノ(Churrasquinho Baiano)」へ。同じ通勤バスで帰って来たT内さん、O野さんと、急きょ「行こう!」という話になったもの。今日のカウジーニョ(caldinho、カップスープ、3.00R$、120円)は、エビとフェイジョン(豆)の2種類が用意されていたので、エビのほうをもらった。焼きものはピッカーニャ・アルゼンチーナ(イチボ肉、8.00R$、320円)3本、コラソン(鶏ハツ、3.00R$、120円)1本、カルニ(牛肉、4.00R$、160円)1本、フランゴ・コン・ベーコン(鶏肉のベーコン巻き、4.50R$、180円)1本をもらって、次々とビール(550ml缶、6.00R$、240円)。2時間ほど楽しんで、お勘定は3人で73.50R$(2,919円)、ひとり当たり24.50R$(973円)だった。(本日のレート:39.72円/R$)

社員食堂の朝食
社員食堂の昼食
今夜のカウジーニョは海老!
鶏肉ベーコン巻き

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