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地元の小学生と一緒に記念写真 |
日曜日の今日は、「善い行いをする日(Dia Do Bem Fazer、ジア・ド・ベン・ファゼール)」。
会社の人たちと一緒に、大型バス4台ぐらいに分乗して、会社の近くにある村、フロポリス(Rurópolis)にやってきた。
ここで、地元の人たちと一緒に、折り紙や、けん玉を楽しんだり、遊具付きの公園を作ったりするのである。
それらの行事は、村の小学校や、協会など、数ヶ所で開催するのだが、開始前から地元の子供たちがたくさん集まってきてくれた。
大勢の村人たちも見守るなか、半日間の行事が始まった。
会社の女性陣も、今日は浴衣(ゆかた)を着たり、法被(はっぴ)を着たりして、イベントを盛り上げてくれている。
私の担当は、「折り紙(大人向け)」のコーナー。
折り紙は、子供向け、ティーンエイジャー向け、大人向けという3つの会場があって、それぞれ3人ぐらいずつの日本人社員が割り当てられているのだ。
『大人向けって、大人が折り紙なんかしにきてくれるんだろうか……』
なんて思いながら、会場となっている協会に行ってみると、すでに大勢の大人たちが、ところ狭しと集合している。
おじいちゃんや、おばあちゃんも、たくさん参加してくれていて、しかも折り紙にも真剣に取り組んでくれるのがうれしいなあ。
新聞紙を使って、一緒にカブトを折ったら、さっそくそれをかぶって、得意げな笑顔である!
最後は、できあがった折り紙の審査会。拍手が多い人が優勝するんだけど、これまたみんなが盛り上がること、盛り上がること。
さすが、ブラジルだなあ。
折り紙が終わったので、他のところも見学に行ってみる。
朝から取り組んでいた、「遊具付きの公園」造りも一段落したようだ。
この公園造りを担当したメンバーは、朝からすっかり肉体労働だったそうである。
でも、子供たちが、こうして楽しそうに遊んでいる様子を見ると、疲れもふっとぶよね。
その子供たちは、日本人とみると、「名前を書いて!」と寄ってくる。
「自分の名前を、日本語(カタカナ)で書いてもらおう」というのもイベントのひとつなのである。
なかには、「服に書いてほしい」と言ってきたり、「おでこに直接書いて!」なんて子までいる。
人なつっこいのは子供だけではない。大人も、「小鳥を飼ってるんだ。ちょっと見てくれ!」と、家の中から鳥かごを持ってきて、自慢げに見せてくれる。
最後は、このイベントに参加した社員たちが、各人のサインを集会所の壁に書き残して解散。
善い行いをしにきたつもりが、逆にこちらが大いに癒(いや)された1日となった。
朝食: 朝5時40分に出発なので、ハムパンと、作り置きしていたゆで卵、そして温かいマテ茶で朝食とする。
昼食: イベント会場で、ホットドッグとジュースで昼食。ホットドッグの中身は、ひと口大にカットしたソーセージを煮たもの。
夕食: ピーナッツと野菜炒めをつまみにビール。野菜炒めは乾燥野菜を戻して、ブラジル・ソーセージ(カラブレーザ)と一緒に炒めたもの。カラブレーザの塩っけが多いので、他に調味料はいらない。最後にごはんと、みそ汁(野菜、豆腐、油揚げ)、タクアン漬けで〆。
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アパートで朝食 |
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アパートで夕食 |
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野菜カラブレーザ炒め |
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ごはん、みそ汁、たくあんで〆 |
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