「せっかくのブラジルなんだから、シュラスコだけじゃなくて、たまにはステーキも食べに行こう!」
そんな話がきっかけになって、今日は、「ガレート・ペキン(Galeto Pekin)」のすぐ近くにあるステーキハウス「ターパ・ジ・クアドリウ(Tapa de Cuadril)」にやってきた。
店名の「ターパ・ジ・クアドリウ」は、スペイン語でピッカーニャ(牛のイチボ肉)のこと。
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ピッカーニャ・アルゼンチーナ |
世界一うまいと言われているアルゼンチン牛のピッカーニャが自慢の店なのだ。
アパートから店に向かう道すがら、
「土曜日は、フェイジョアーダのブッフェもあるようなんです。ひとり48.90R$(1,740円)で食べ放題」
と事前にネットで調べた情報を伝えると、
「そうそう。マキ先生が、フェイジョアーダは『ターパ・ジ・クアドリウ』のものが美味しいから、せひ食べてみたらいいと、すすめてくれたんですよ」
とI重さん。マキ先生は、我われ日本人社員のポルトガル語の先生で、この辺りのレストランについても、ものすごく詳しいのだ。
マキ先生のすすめとあっては、フェイジョアーダを食べてみないわけにはいかんですよねえ。
そんなわけで、I重さん、S田さん、そして私の3人は、フェイジョアーダ・ブッフェを選択。
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ストリップステーキ |
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グリーンサラダ |
「フェイジョアーダは、もともとそんなに好きじゃない」
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リブアイ |
ちなみに、このストリップステーキの69.00R$(2,460円)という値段は、リブアイ(Ojo de Bife、オージョ・ジ・ビッフィ)などと並んで最高値。肉の量は350グラムと、たっぷりだ。(ちょっと分けてもらったんだけど、肉の旨みがものすごい!)
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フェイジョアーダ |
そして、我われのフェイジョアーダ。
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ブッフェに並ぶフェイジョアーダの鍋 |
ブッフェにずらりと並んだ鍋には、黒豆、干し肉、ブラジル・ソーセージ、豚皮、豚足などが、それぞれ個別に煮込まれている。その中から、自分の好きな具材をお皿に取っていく仕組み。
社員食堂のフェイジョアーダは、というか、普通のフェイジョアーダは、カレーと同じように、すべての具材を一緒にして鍋で煮込む。
こうして具材ごとに鍋が分けられているだけで、なんだかものすごく高級な感じがする。
初回なので、すべて具材(=すべての鍋)をちょっとずつ取ってみた。
圧倒的にうまいのが干し肉! 二番目がブラジル・ソーセージだ。
豚皮や豚足は、もうちょと下品に煮込んだほうが好みかも……。ちょっと上品すぎるかな。
ブッフェには、牛、豚、鶏の焼肉(小さめのステーキ)や、焼きソーセージなども並んでいる。
野菜はコーヴィ(Couve、ケールとベーコンの炒め)ぐらいしかないのがブラジル流だな。このコーヴィが、とっても美味しかった。フッと感じる苦(にが)みがいいんだな。
フェイジョアーダは食べ放題なんだけれど、最初の一皿でもう満腹。
しかしながら、ブッフェにカウジーニョ(Caldinho、カップスープ)の素(ウズラの卵、炒めた豚の皮、オリーブの実、炒って小さく砕いたベーコン、ファロッファなど)も並んでいたので、それらを小さいグラスに入れて、フェイジョン・スープ(豆スープ)をついで、自分好みのカウジーニョを作る。
これがカイピリーニャ(15.90R$、570円)によく合って、カウジーニョもカイピリーニャも、どっちもおかわりした。
ゆっくりと2時間半ほど楽しんで、今日のお勘定(サービス料10%付き)は、ステーキとサラダのS木さんが112.97R$(4,030円)、カイピリーニャを2杯いただいたI重さんと私が93.06R$(3,320円)、このあとテニスに行くため、軽くビールしか飲まなかったS田さんが65.67R$(2,340円)だった。うぅ~っ。満腹。
(画像の一部は、「ターパ・ジ・クアドリウ」の公式サイトからお借りしました。)
「ターパ・ジ・クアドリウ」を出て、そのまま海岸に出ると、そこがS田さんたちが毎週のようにテニスを楽しんでいる、無料のテニスコート。
見学の我われは、海辺の屋台でカシャーサ「ピトゥ(Pitú)」(1杯2.00R$、70円)を買ってきて、ちびちびと飲みながら観戦。
T中さん(前列、向かって右から2番め)は、ブラジルでの勤務を終えて、明日、日本に帰国される予定。長期間にわたり、いろいろとお世話になり、ありがとうございました!
朝食: 焼きそばUFOに、野菜炒め用の乾燥野菜を入れてみた。試しに5つまみほど入れてみたんだけれど、ちょっと少なすぎたかな。この倍(10つまみ)ぐらい入れてもよさそうだ。
昼食: 正午にアパートのロビーに集合して、S木さん、I重さん、S田さんと4人でステーキハウス「ターパ・ジ・クアドリウ(Tapa de Cuadril)」。その後、海岸のテニスコートで、カシャーサを飲みながらテニス観戦。午後4時ごろ帰宅した。
夕食: 昼間のフェイジョアーダの腹持ちがよくて、ぜんぜんお腹がすかない。夜になって寝ようとしても、まだお腹がすかないので、念のためキャベジンを2錠のんで寝た。そんなわけで、今日の夕食は「キャベジン2錠」。
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乾燥野菜と焼きそばUFO |
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もっと野菜を入れてもいいなあ |
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「ターパ・ジ・クアドリウ」 |
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まずは生ビールで乾杯! |
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