息子の誕生日なので、地球の裏側から、ひとりでカシャーサ「キロンボ・オウロ(Quilombo Ouro)」で乾杯。
娘24歳、社会人。息子22歳、大学4年生。ついこの間、生まれたような気がするのに、あっという間に、もう大人だ。
私自身、平成13(2001)年10月から単身赴任が始まって、それ以来、現在まで単身赴任歴14年。
とはいうものの、その内の10年ほどが、週末には自宅に帰ることができる横浜への近距離単身赴任だった。
呉への3年弱と、現在のブラジルへの1年強の、合わせて4年ほどが本格的な単身赴任と言えるんだろうなあ。
とはいうものの14年という歳月は長い。子供たちも大きくなるはずだ。
遠いブラジルの地で、そんなことを思いながら、「キロンボ・オウロ」をしみじみと味わった。
朝食: ブラジル・ソーセージ(linguiça acebolada、リングイッサ・アセボラーダ)、クスクス(cuscuz)、チーズパン(pão com queijo、パン・コン・ケージョ)、みかん(tangerina、タンジェリーナ)、カフェオレ(café com leite、カフェ・コン・レイチ)。月曜日にブラジル・ソーセージが出るのは珍しい。週明けの月曜日の主菜は、牛肉煮込みなどの煮ものが多いのだ。果物がみかんというのも珍しいなあ。日本のみかんとほぼ同じ。皮がやわらかくて、むきやすい。実がとても甘くておいしい。ひと房ごとに種があるのが、唯一の難点だろうか。選べるもうひとつの主菜は牛ひき肉煮(carne moída、カルニ・モイーダ)。
昼食: 牛ステーキ・マデラソース(bife ao molho madeira、ビッフィ・アオ・モーリョ・マデイラ)、茶豆煮(feijão mulatinho、フェイジョン・ムラチーニョ)、ライス(arroz、アホース)、スパゲティ(macarrão espaguete、マカホン・エスパゲッチ)、具入りクスクス(cuscuz colorido、クスクス・コロリード)、サラダ(salada)、メロン(melão)、アセロラ・ジュース(suco de acerola、スーコ・ジ・アセローラ)。今日の主食ゾーンには、具入りライス、スパゲティ、具入りクスクスと3種類が並んでいる。少量ずつ、3種類とも皿に取った。牛ステーキは、ナイフで切りにくいほど硬いけど、噛めば噛むほど旨みが出るタイプ。デザートのお菓子はクロカート(Crokato)というピーナッツ菓子。このクロカートの人気が高くて、メロンを選ぶ人は少ない。そんな中でメロンを選んだら、2切れ出してくれた。
夕食: 昨夜作った味噌汁を温めるかたわら、電子レンジで目玉焼きを作り、ブラジルでもっとも古い「ボヘミア(Bohemia)」ビールを飲む。さらに朝のチーズパン2個をつまみに、カシャーサ「ピトゥ(Pitú)」の青汁割り。ブラジルのフランスパンは、塩が効いていて、本当にいいつまみになる。大きさが昔のコッペパンぐらいなのも、ちょうどいいんだよなあ。そして食後にゆっくりと、カシャーサ「キロンボ・オウロ(Quilombo Ouro)」をストレートで。
社員食堂の朝食 |
ブラジル・ソーセージ |
社員食堂の昼食 |
牛ステーキ・マデラソース |
アパートで夕食 |
「ピトゥ」の青汁割りでチーズパン |
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