今年に入ってからブラジルの通貨「レアル(R$)」がどんどん下落している。
去年の7月にブラジルに来てからずっと、1.00R$が45円ぐらいだった。
それが、今年に入ってから40円ぐらいまで落ちてきた。
しばらくその状態が続いたので、このレートで落ち着いてきたのかな、と思っていたら、先月ごろから、またガタガタっと落ち始めて、現在は35円/R$ほど!
45円/R$時代から比べると、一気に22%も下落したことになる。
ペトロブラスの汚職問題や景気の停滞感、大統領支持率の低下(財政健全化策が議会で否決される可能性あり)などがその原因らしい。
私自身はというと、日本の会社からの出向社員なので、給料は、こちらに来る前と同様に、日本の会社から円で支払われているので、あまり影響はない。
こちらでの支払いはほとんどクレジットカード。
現金が必要な場合には、その辺のATMでシティバンク銀行のキャッシュカードで引き出す。
シティバンク銀行に口座を持っていると、海外でも簡単に現地通貨を引き出すことができるというので、ブラジルに来る前に、新たに口座を開設してきたのである。
給料の中から毎月一定額が、このシティバンク銀行の口座に振り込まれる仕組みになっていて、それが私のこちらでの生活費になっているのだ。
だから「影響はない」と書いたけど、実際には100.00R$の買い物をしたときに、以前は4,500円ほど引き落とされていたものが、3,500円ぐらいしか引き落とされなくなったので、得をしてるのかもしれません。
朝食: 牛野菜煮込み(guisado misto、ギザード・ミースト)、クスクス(cuscuz)、サツマイモ(batata doce、バタタ・ドーシ)、ハムパン(pão com mortadela、パン・コン・モルタデーラ)、メロン(melão)、カフェオレ(café com leite、カフェ・コン・レイチ)。今朝の主菜、「ギザード・ミースト(guisado misto)」は、直訳すると「ミックス・シチュー」。でも、牛肉以外には、ジャガイモとニンジンが一切れずつ、そして若干の玉ネギしか入っていない。たったこれだけしかない野菜を、きっちりと選(よ)り分けて、お皿の隅っこに残す人が多いんだから、おもしろいよなあ。
昼食: チキンカツ(filé de frango à milanesa、フィレ・ジ・フランゴ・ア・ミラネーザ)、黒豆煮(feijão preto、フェイジョン・プレート)、ライス(arroz、アホース)、スパゲティ(macarrão espaguete、マカホン・エスパゲッチ)、サラダ(salada)、creme rosê、メロン(melão)、みかんジュース(suco de tangerina、スーコ・ジ・タンジェリーナ)。今日の昼食、主菜は牛こま切れ(iscas de carne、イスカス・ジ・カールニ)とチキンカツから選ぶ。今日は人気のチキンカツにしてみた。牛こま切れのほうは、普通のソースで作ったビーフストロガノフのような感じ。
夕食: 木曜日の楽しみは、アパートの裏手の公園に出る屋台「シュハスキーニョ・バイアーノ(Churrasquinho Baiano)」で串焼き肉(シュハスキーニョ)を食べ、日本人社員たちと飲み、語ること。先週末、K野さんとI和泉さんが一時帰国されたので、今日の屋台は、N西さん、I重さん、S田さんと私の4人。ほぼ同世代なので、話も弾む。今日は缶ビールがなくて、ロングネッキ(long neck)と呼ばれている355ml瓶(5.00R$、約180円)のみ。同じビールのはずなのに、缶ビールよりも、瓶ビールのほうが美味しい。2時間ちょっと楽しんで、お勘定は4人で102.50R$(約3,660円)、ひとり当たり25.63R$(約915円)だった。(本日のレート:35.70円/R$)
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社員食堂の朝食 |
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牛野菜煮込み |
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社員食堂の昼食 |
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チキンカツ |
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ビールとカウジーニョ |
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ピッカーニャ・アルゼンチーナ |
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S田さん持参の浅漬け |
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本日のメンバー |
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ソーセージ(手前)と肉団子 |
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カシャーサ+ブラジルレモン |
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