午後5時半にサン・パウロ空港に到着し、我われが乗る予定のレシフェ行きの便が出発するのは午後10時前。4時間以上もの待ち時間がある。
この時間を利用して、サン・パウロ空港内の「ながれ寿司(Nagarê Sushi)」で夕食をとることにした。
その店名のとおり、カウンターの部分は回転寿司方式になっていて、寿司が流れている。
お皿の色によって値段が決まっているのも、日本の回転寿司と同じだ。
まずは生ビール(9.90R$、310円)をもらって乾杯し、回るレーンから、私はサーモン刺身(赤い皿は23.00R$、719円)を取った。
そして日本酒(冷酒)。ブラジルのもの、日本のものなどが何種類かそろっているなか、あえて米国はカリフォルニア産の「大関(Ozeki)」を750ml瓶(94.90R$、2,967円)をもらった。
この「大関」はアルコール度数が16度あって、キリッとした飲み口。海外の料理にもよく合うのだ。
酢の物の代わりにしようと、タコのセビチェ(ペルー風酢の物、24.00R$、750円)をもらったら、別のページ(前菜のところ)に、ちゃんと日本風の酢の物もあった。
で、和風のキュウリの酢の物(15.00R$、469円)ももらった。
カウンター内のおにいさんたち(みんなブラジル人)との会話も進み始めると、おにいさんたちがメニューにないようなお寿司もどんどん出してくれ始めた。(もちろん、サービスというわけではありません。)
「これはどうだ!」と自慢げに出されるつまみや寿司のおいしいこと。
ブラジルの人たちは、トップダウンでは本気では動かないけれど、「一緒にやろう」という気分が盛り上がってくると、「これはどうだ! これはどうだ!」と、ものすごい力を発揮してくれるのである。
そうそう。右上の升の角にのっているのは、ウユニ塩湖の塩。お土産用として買っていた「ウユニ塩湖の塩」を、I重さんが1袋開けて出してくれたものだ。
この塩が、ほんわりと旨みがあって、爆発的にすばらしい日本酒の肴(さかな)になる。
すると、店のおにいさんが、「この店では、こんな塩も使ってるよ」と、いろんな塩を見せてくれながら、それを使ったお寿司も出してくれた。
美味しいお寿司やつまみを、たっぷりといただいて、お勘定(サービス料10%付き)は3人で579.26R$(18,110円)。ひとり当たり193.09R$(6,037円)ずつだった。
そして、ほぼ定刻にサン・パウロ空港を離陸。さすがはブラジル最大(南米でも最大)の都市という夜景である。
機内の座席は「1番」。はじめての最前列である。
ただし、前方の席の荷物入れには、乗務員が使うための各種の荷物(イヤホンとか毛布とかいった品々)が置かれていて、自分たちの荷物を入れることができない。
どうしても4番、5番あたりの席の上に置かないといけないため、到着後、荷物を取りに行くのが大変だった。
これまたほぼ定刻に、レシフェ空港に向けてアプローチ。レシフェの夜景も美しいではないか!
三泊四日のウユニ塩湖(ボリビア)への旅を終えて、レシフェ空港に到着。
ここからアパートまでは、タクシーで15分ほどだ。お疲れさまでした!
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