2015年11月1日日曜日

塩のホテル「パラシオ・デ・サル」


 午後5時過ぎ、今夜の宿、塩でできたホテル、「パラシオ・デ・サル(Palacio de Sal)」に到着した。


 入口を入ると、人が歩く部分こそフローリングが張られているものの、ほぼ全面的に塩である。


 ロビーの応接セット(ソファやテーブル)も塩。


 バー・カウンターだって、椅子(いす)も含めて塩。


 バーのテーブル席も、さっきの応接セットと同じような塩のソファが置かれている。


 ホテル内のあちこちに設置されているオブジェも、もちろん塩でできたものである。


 ウユニ塩湖の塩は、食用のみならず、建材用のブロックとしても切り出されているんだそうな。

 なので、壁の塩ブロックをよく見ると、雨季と乾季の織りなす年輪が、層状になっているのがわかる。


 塩の通路をトコトコと奥に進んでいくと、客室が現れる。


 ここが自分たちの部屋の入口だ。室内は基本的にベッドとシャワールームしかないので、座ってくつろいだりするのは、この共用空間を使う。


 部屋に入ると、その天井まで、塩のブロックがドーム型に積み上げられている。

 冒頭の写真で、白い三角帽子のようなものが、ずらりと並んで見えるのは、この塩のドームを雨から守るための屋根だったんだな。


 ホテルは全体として、ツイン18室、ダブル8室の全26室という、小ぢんまりとした造り。


 ちょっとだけ休憩したら、すぐにサンセット・ツアーに出発だ!

0 件のコメント:

コメントを投稿