毎週、木曜日が恒例の「屋台の日」なんだけれど、今週は木曜日に飲み会の予定が入っている。
「それじゃ、その前日の水曜日に屋台に行こう!」
かねてから、そんな話になっていたのに……。
屋台に行くのを楽しみにしながら会社から帰ってくると、なんと! その屋台、「シュハスキーニョ・バイアーノ(Churrasquinho Baiano)」が出ていない。
今日は一日中、いい天気だったので、けっして天候のせいではなさそうだ。
ガックリとしながらアパートに帰り、かえりちりめんの佃煮をのせた冷やっこをつまみにビールを飲んでいると、I重さんから電話がかかってきた。
「いつもの屋台の、1本北側の道にある屋台に、K野さん、I和泉さんと一緒に来てます。どうですか?」
おぉっ。前々から気になってたけど、まだ行くことができていない屋台だ。大急ぎでビールと冷やっこをやっつけて、大急ぎで屋台へと向かい、みんなと合流。
店は老若、二人の女性でやっていて、若いほうが店主のようだ。
この屋台にはメニューはないものの、屋台の上に実物の見本が置いてあり、それを見ながら選べる。
牛肉(カルニ)、鶏肉(フランゴ)、ソーセージ(リングイッサ・カラブレーザ)、牛ひき肉(カルニ・モイーダ)、鶏肉のベーコン巻き(フランゴ・コン・ベーコン)など8種類ほど、あるようだ。
味付けは、他のブラジル料理と同じように、基本的に塩。
「バイアーノ」の串焼きよりも、塩味は薄くて、食べやすいかな。
ファロッファ(キャッサバ粉を炒めたもの)はあるけど、ヴィナグレッチ(野菜のマリネ)は、今日はないそうだ。
飲みものはビールから始めて、カシャーサ「ピトゥ(Pitú)」のレモン割りへ。
途中で「ピトゥ」がなくなって、年配のおばちゃんが、すぐ近くのスーパーに買いに走ってくれる。
「ピトゥ」がない間は、蜂蜜ブランデー「アルカトラォン(Alcatrão)」をもらう。
午後10時前まで楽しんで、お勘定は4人で86.00R$(2,845円)、ひとり21.50R$(711円)ずつのことろを、K野さんがドンと50.00R$札を出してくれたので、他の3人は12.00R$(397円)ずつとなった。ありがとうございます。
朝食: 鶏こま肉煮(iscas de frango、イスカス・ジ・フランゴ)、クスクス(cuscuz)、キャッサバ芋(macaxeira、マカシェイラ)、ハムパン(pão com apresuntado、パン・コン・アプレズンタード)、パパイヤ(mamão、ママォン)、カフェオレ(café com leite、カフェ・コン・レイチ)。大好物のキャッサバ芋なんだけど、バットの中のキャッサバ芋は残り少なくて、小さめで白く煮えているものが見当たらない。みんなそういうのから取っていくからなあ。仕方なく少し大きめで黄色っぽいのを取ったところ、やっぱり内部が硬かった。キャッサバ芋(マンジョカ)は、白くなるまでよく煮えて、トロッとしてるのがおすすめです!
昼食: 牛肉の玉ネギの炒め(bife acebolado、ビッフィ・アセボラード)、茶豆煮(feijão carioca、フェイジョン・カリオーカ)、ライス(arroz branco、アホース・ブランコ)、スパゲティ(macarrão espaguete temperado、マカホン・エスパゲッチ・テンペラード)、バナナ(banana)、マンゴー・ジュース(suco de manga、スーコ・ジ・マンガ)。今日の主菜には煮込みステーキ(bife de panela、ビッフィ・ジ・パネーラ)が出る予定で楽しみにしていたのに、ブッフェから主菜のところに進むと、なんとその煮込みステーキがちょうどなくなっていた。次のが出てくるまで、並んで待ってるのもなんなので、となりのレーンに移ったら、そっちにも煮込みステーキはない。仕方なく、牛肉の玉ネギの炒めをもらった。これもこれで嫌いじゃないんだけどね。心の中で「煮込みステーキを食べる」という準備が整っていたから、ちょっとガッカリしただけ。
夕食: K野さん、I和泉さん、I重さんと私の4人で、新しい串焼きの屋台。名前や、それぞれの料理の単価はわからない。お勘定は4人で86.00R$(2,845円)だった。
社員食堂の朝食 |
鶏こま肉煮、キャッサバ芋 |
社員食堂の昼食 |
牛肉の玉ネギの炒め |
佃煮をのせた冷やっこでビール |
新しい屋台は女性二人で切り盛り |
ピトゥのレモン割り、アルカトラォン |
小ぢんまりとした屋台空間 |
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