なぜブラジル風なのかというと、冷し中華の具材としてヴィナグレッチ(vinagrete)がのっているのだ。
ヴィナグレッチというのは、それぞれ細かく刻んだトマト、玉ネギ、ピーマン、コリアンダーを、お酢と油で漬け込んだ野菜ソース。
ファロッファ(farofa)という、カリカリに炒めたキャッサバ芋の粉と一緒に出されることが多い。
ブラジルではこれらを、炭火焼きの肉にからめて食べるのである。
今回は、このヴィナグレッチの素(もと)となっている刻んだ野菜を、味付けすることなく、そのまま冷し中華の上にのせて、麺と一緒にいただいた。
予想どおりサラダっぽい感覚で美味しいし、なにより簡単にできるのがいいね!
ブラジルは今、1日1日と夏に向かっているところで、昼間の気温が30℃を超えるようになってきた。
冷たい麺類が美味しい季節になってきたのである。
朝食: 牛肉煮込み(guisado、ギザード)、クスクス(cuscuz)、サツマイモ(batata doce、バタタ・ドーシ)、ソーセージ・パン(pão com salsicha、パン・コン・サウシーシャ)、スイカ(melancia、メランシア)、カフェオレ(café com leite、カフェ・コン・レイチ)。主菜のところに「牛肉煮込み」と「煮込みソーセージ」の二つが並んでいて、どちらかを選んでいる。両方を選んだ人は、両方が少量ずつつがれている。私は牛肉煮込みを選択した。あとでメニューを確認すると、今日の主菜は「牛肉煮込み」で、パンに入れるべき具材が「煮込みソーセージ」だった。だから、本当は黙っていても両方ともが、それぞれ普通の分量ずつ、つがれないといけなかったんだろうな。(今週のメニューは、月曜日の午前中に発表されるので、この朝食を食べる時点では、まだわかっていないのでした。)
昼食: 肉団子のトマト煮(almôndegas ao molho pomodoro、アウモンジガス・アオ・モーリョ・ポモドーロ)、目玉焼き(ovo frito、オーヴォ・フリット)、茶豆煮(feijão carioca、フェイジョン・カリオーカ)、ライス(arroz branco、アホース・ブランコ)、スパゲティ・ミートソース(macarrão espaguete ao molho bolonhesa、マカホン・エスパゲッチ・アオ・モーリョ・ボロニェーザ)、サラダ(salada)、メロン(melão)、ガラナ・ジュース(suco de guaraná、スーコ・ジ・グァラナ)。今日の主菜は「肉団子のトマト煮」、「目玉焼き」、そして「鶏肉(切り身)と玉ねぎの炒め(filé de frango acebolado)」から2品(もしくは同じものを2回)選ぶ。肉団子と目玉焼きを選んで、ボリュームが少ない分をスパゲティでカバーした。メニュー上では「スパゲティ・ミートソース」ということになってるんだけど、毎度のことながら、その具材はほとんどない。日本で食べるスパゲティ・ミートソースを想像してはいけないのだ。
夕食: 新宿中村屋の「カラダのミカタ 玉ねぎと6種野菜のトマト仕立てスープ」と、ブラジル製の塩ピーナッツをつまみに、カシャーサ「ピトゥ(Pitú)」の青汁割りを飲んだあと、味のマルタイ「平打冷し中華」と、近所のスーパー「フルータリア(frutaria)」で買ってきた「ヴィナグレッチの素」(2.91R$、96円)で、ブラジル風・冷し中華を作る。食後は「イチローズモルト」のストレートで〆。
社員食堂の朝食 |
牛肉煮込み |
社員食堂の昼食 |
肉団子のトマト煮 |
ピトゥ青汁割りとレトルトスープ |
〆は「イチローズモルト」 |
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