MUITO BRASIL: 我われ以外に日本人がいた！

2015年11月19日木曜日

我われ以外に日本人がいた！

　なにがすごいって、これまでレシフェ（ブラジル北東部の州都）周辺で、我われ以外の日本人を見たことがなかった。

「去年のワールドカップのころ（６月ごろ）には、日本人もチラホラと見かけたんだけどねえ。ワールドカップが終わってからは、日本人、見かけないよねえ」

　と、こちらでの暮らしがそろそろ２年になるＩ重さん。

　ところが！　つい先週、うちのアパートで、我われ以外の日本人の姿をチラリと見かけた。

　そして昨日、Ｉ和泉さんがアパート内のフィットネスジムで、その日本人と一緒になったんだそうな！

「毎週木曜日に、公園の屋台に行くから、もしよければぜひ参加してください」

　とお誘いしたとのこと。

　そして今日、木曜日。公園の屋台には、Ｏ田さんとＵ佐美さんという二人の日本人が来てくれた。

　お二人は、ともに28歳という若手商社マンで、本来の赴任先はサンパウロ。ただし今は語学研修のために、Ｏ田さんは１年、Ｕ佐美さんは半年の予定で、ここレシフェに来ていると話してくれた。

　さらに驚いたことに、Ｕ佐美さんは、Ｉ重さんの友人の息子さんの大親友であることが判明。

　『縁は異なもの味なもの』なんて言葉もあるけれど、まさか地球の裏側で、こんな出会いがあろうとは！

　大いに盛り上がった夜となった。

朝食：　カラブリア・ソーセージ（linguiça calabresa、リングイッサ・カラブレーザ）、キャッサバ芋（macaxeira、マカシェイラ）、クスクス（cuscuz）、チーズパン（pão com queijo、パン・コン・ケージョ）、メロン（melão）、カフェオレ（café com leite、カフェ・コン・レイチ）。ブッフェレーンから主菜に移るところで行列ができている。ソーセージがなくなって、牛ひき肉煮（carne moída、カルニ・モイーダ）だけになったので、新たなソーセージが出てくるまで待っているんだという。「私は牛ひき肉煮がいいや」という人は、その行列の横を通って牛ひき肉煮をついでもらっている。私も行列の後ろに並んで待ち、しばらくして出てきたソーセージをついでもらった。今日もまた、主菜の量が少ないなあ（泣）。メニューではヤマイモ（inhame、イニャーミ）が出る予定だったが、ブッフェに並んでいたのは大好物のキャッサバ芋だった（喜）。

昼食：　牛レバ細切りのトマトソース炒め（iscas de fígado ao molho de tomate、イスカス・ジ・フィガード・アオ・モーリョ・ジ・トマチ）、目玉焼き（ovo frito、オヴォ・フリット）、茶豆煮（feijão mulatinho、フェイジョン・ムラチーニョ）、ライス（arroz、アホース）、野菜入りペンネ（macarrão penne com legumes、マカホン・ペンネ・コン・レグメス）、サラダ（salada）、パパイヤ（mamão、ママォン）、マンゴー・ジュース（suco de manga、スーコ・ジ・マンガ）。牛レバ細切り炒めは、これまでは「これでもかっ！」というほど大量に盛られて、食べるのにひと苦労するほどだった。新しい食堂業者は、主菜の盛りが少なめなので、牛レバもそれほど多くはつがれないに違いない。そんなことを思いながら、主菜に牛レバを選んでみると、いつもとは打って変ってボリュームたっぷりだった。

夕食：　いつものＩ和泉さん、Ｉ重さん、Ｎ西さんと私に、同じアパートに住んでいる日本の商社マン、Ｏ田さん、Ｕ佐美さんを加えた６人で、公園の屋台「シュハスキーニョ・バイアーノ（Churrasquinho Baiano）」。カップスープ（caldinho、カウジーニョ、3.00R$、99円）６個、アルゼンチン牛のピッカーニャ（picanha argentina、ピッカーニャ・アルゼンチーナ、8.00R$、263円）６本、牛バラ肉（filé de costela、フィレー・ジ・コステーラ、4.00R$、132円）２本、鶏ハツ（coração、コラサォン、3.00R$、99円）２本、牛・鶏・ソーセージのミックス（misto、ミースト、3.50R$、115円）２本、トマトと玉ネギのマリネ（vinagrete、ヴィナグレッチ、1.50R$、49円）２人前をつまみに、ビール（SKOLロング缶、6.00R$、197円）８本に、カシャーサ（3.00R$、99円）を14杯。お勘定は６人で180.00R$（5,923円）、ひとり当たり30.00R$（987円）だった。もちろんこのままでは終わらず、Ｉ重さんの部屋で二次会とあいなった。