日本からの来客のみなさんと、イタリア料理「トマセリ(Tomaselli)」で懇親会。
来客とは言うものの、もともとは同じ会社のメンバーばかりなので、和気あいあいと盛り上がる。
スパゲティ・カルボナーラが出てきたところで、S木さんから、「もっとシンプルな、ペペロンチーノのようなスパゲティが食べたい!」という希望が飛び出した。
改めてメニューを確認したけれど、残念ながらペペロンチーノはない。
トマトソースを使ったもの、ミートソースを使ったもの(ボロネーゼ)、そしてチーズを使ったものばかりだ。
ピリッと辛い料理は、ブラジル北東部ではあまり受けないのかもなあ。
店のおにいさんを呼んで、メニューにはないペペロンチーノを、しかもアルデンテで注文してみる。
とは言うものの、ポルトガル語の語彙(ごい)が少ないので、「ニンニクと油(alho e óleo、アーリョ・イ・オーリオ)」とか、「唐辛子(pimenta、ピメンタ)」とか、「アル・デンテ(al dente)」とか、とにかく知ってる単語を羅列して、なんとかわかってもらおうと、みんなで努力した。
その結果、登場したのが冒頭の写真の一品だ。
ハムが入っているものの、麺の部分は、正しくペペロンチーノだ。しかも、ちゃんとアル・デンテなのがうれしい。
まわりから「われも、われも」とフォークがのびてきて、あっという間になくなった。
やっぱり日本人には、こういうシンプルな麺類が好まれるんだな。
朝食: 煮込みソーセージ(salsicha ao sugo、サウシーシャ・アオ・スーゴ)、クスクス(cuscuz)、トウモロコシ・スープ(munguzá、ムングザ)、ハムパン(pão com apresuntado、パン・コン・アプレズンタード)、メロン(melão)、カフェオレ(café com leite、カフェ・コン・レイチ)。ついこの間、煮込みソーセージを食べた気がするけど、今日も煮込みソーセージ。新しい食堂業者になってから、料理のバラエティが乏(とぼ)しくなった気がするなあ。
昼食: 煮込みステーキ(bife de panela、ビッフィ・ジ・パネーラ)、茶豆煮(feijão carioca、フェイジョン・カリオーカ)、ライス(arroz branco、アホース・ブランコ)、スパゲティ・ボロネーゼ(macarrão espaguete ao molho bolonhesa、マカホン・エスパゲッチ・アオ・モーリョ・ボロニェーザ)、オレンジ(laranja、ラランジャ)、ガラナ・ジュース(suco de guaraná、スーコ・ジ・グァラナ)。もうひとつの主菜はチキンカツ(filé de frango à milanesa、フィレ・ジ・フランゴ・ア・ミラネーザ)。こちらも人気が高い一品だ。
夕食: イタリア料理「トマセリ(Tomaselli)」で懇親会。イタリア風前菜(antipasto all'italiana)から始まって、グリーンサラダ(insalata verde)、トマセリ・ピザ(pizza margherita tomaselli)、ラグーナのカルゾーネ(calzone della laguna)、牛ヒレステーキ(filetto alla mostarda)などをいただきつつ、ビール、白ワイン、赤ワイン、そしてカイピリーニャ。この店はデザートも美味しいので、最後のデザートを楽しみにしていたら、その前に閉会となった。う~ん、残念!
社員食堂の朝食 |
クスクスと煮込みソーセージ |
社員食堂の昼食 |
煮込みステーキ |
イタリア料理「トマセリ(Tomaselli)」 |
グリーンサラダ |
イタリア風前菜 |
お通しのパン |
ラグーナのカルゾーネ |
牛ヒレステーキ |
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