2015年10月9日金曜日
東京煮込み横丁評判記
坂崎重盛(さかさき・しげもり)さんが書かれた「東京煮込み横丁評判記」が、中公文庫として文庫化されるのにあたって、追加取材をされるということで、「古典酒場」編集長・倉嶋紀和子(くらしま・きわこ)さんにお誘いいただいて、巣鴨に出かけることになった。
(文庫版の「東京煮込み横丁評判記」は、2015年12月19日に発売されました。この日の様子は、『番外編○巣鴨 いつも素顔の巣鴨の古典居酒屋に最敬礼』という章に書いていただいています。ぜひご覧ください。)
【1軒め:まるます家@赤羽】
「巣鴨に行く前に、ぜひ赤羽でゼロ次会をやりましょう!」
ということで、まずは倉嶋編集長と二人で、赤羽の名店・鯉とうなぎの「まるます家」にやってきた。そして、「まるます家」の若女将・松島和子さんを囲んでパチリ。
鯉のあらい、たぬき豆腐、うなぎの白焼きなどをつまみながらのジャン酎モヒートに、思わず長居してしまった。
巣鴨へ急げ急げ!
【2軒め:千成@巣鴨】
巣鴨で坂崎さん、中央公論のTさんと合流し、巣鴨の町を散策したあと、巣鴨駅近くの芝浦直送・朝〆モツ焼の店、「千成(せんなり)」に入る。
なにしろ本のタイトルが「東京煮込み横丁評判記」だけに、煮込みは絶対に外せない。牛もつ煮込み(593円)と牛すじ煮込み(699円)の2種類の煮込みをもらって、バイスサワー(400円)で乾杯した。
【3軒め:プチポワ(Petits Pois)@巣鴨】
巣鴨での2軒めは、ビストロ&カフェ「プチポワ(Petits Pois)」。
ここでは、鶏レバーのコンフィ(500円)や色々野菜のバーニャカウダ(700円)などをもらって、スパークリングワイン「カヴァ(Cava)」を飲む。
大衆酒場からビストロ&カフェへ。坂崎さんのこの幅がすばらしい。
坂崎さんもTさんも、そしてもちろん倉嶋さんも、話題もとても幅広くて、大笑いの連続である。
【4軒め:みちのくらさん@西荻窪】
巣鴨駅前で解散したあと、倉嶋さんと私の中央線組は、最後の〆にと、西荻窪に流れて、「みちのくらさん」に入る。
倉嶋さんが実においしそうな表情で飲んでいるのは、マンゴーピューレのシャーベットロック(680円)だ。
このお店、看板には『みちのく6県の旨い銘酒と料理の店』と書かれているのだが、店主・高橋さん自らがグルメなので、その枠にとどまらず、いろんな料理やお酒が楽しめるのである。
今宵もまた、エロうま豆腐(550円)、チーズ納豆(630円)、さらには「焼鳥革命!くらさんの怪しき焼き鳥」(630円)といった、高橋さんならではのオリジナル料理に舌鼓を打って、楽しい1日を締めくくった。
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