南米ボリビアの国民食「ピケ・マチョ(Pique Macho)」(65.00Bs、1,167円)は、ひと口大に切った牛肉と、細切りにした野菜を炒めて、フライドポテトの上にのせてソースをかけたもの。
ゆで卵やトマトをトッピングすることも多いようですが、ここの店のピケ・マチョは、トッピングなしのシンプルスタイル。でも、ボリュームたっぷりだ!
ボリビアに着いた最初の夜は、ボリビアならではの郷土料理を食べようと、ラ・パス中心街にある「オテル・プレシデンテ(Hotel Presidente)」の2階にあるレストラン、「ラ・カントゥータ(la kantuta)」にやってきた。
いつもよく飲むメンバーでやって来ているものの、たくさんのお酒を飲んだり、熱いシャワーを浴びたりして、血液の流れがよくなると高山病になりやすくなるとのことで、今夜は控えめにいくことにした。
で、I重さんと私がいただいたのは、ここラ・パスの地ビール「ワリ(Huari)」(20.00Bs、359円)。空港から中心街まで移動してくる車の中で、ガイドさんから「ぜひ飲んでみて」とすすめられたビールだ。
I和泉さんは、もうひとつのおすすめの品、「パセニャー(Paceña)」を選択。こちらはボリビア全国区のビールで、国内シェア・ナンバーワンとのこと。ピルスナーなので、日本のビールにも似ていて、飲みやすい。
料理は3人で3種類のボリビア料理を注文し、それぞれをシェアすることにした。
前菜として出されたパンとバター、サルサ(salsa)をつまみながら、注文の品の到着を待つ。
「シルパンチョ(silpancho)」(55.00Bs、988円)は、ボリビア中央部の街・コチャバンバ(Cochabamba)の名物料理。
ざっくりと言えば、ボリビア風ビーフカツ丼のような感じかな。
お皿に盛られたごはんの上に、薄く伸ばしたビーフカツ(衣はほとんどないので、薄いビーフステーキとも言える)をのせ、その上に目玉焼きと、刻んだ野菜(タマネギやトマトなど)をトッピングしたもの。日本人にもピッタリだ。
そして地元ラ・パスの名物料理「サフタ・デ・ポリョ(sajta de pollo)」(55.00Bs、988円)。
鶏肉に、アヒ・アマリージョという、黄色い唐辛子で作ったソースをかけたもの。茹でたジャガイモに加えて、チューニョという乾燥ジャガイモを水で戻したものや、千切りの生野菜(タマネギやパプリカなど)が添えられる。
店員さんに「辛いけど大丈夫?」と念を押されたけれど、日本人なら大丈夫。ちょっと辛口のカレーを食べているぐらいだ。(ブラジルにはスパイシーな料理がほとんどないので、むしろこのピリ辛加減がうれしい。)
満腹になって、お勘定は3人で235.00Bs(4,220円)。ひとり当たり78.33Bs(1,407円)だった。(本日のレート: 1ボリビアーノ(Bs)は17.96円)
その後、同じホテルの最上階(16階)にある展望レストラン「ラ・ベラ・ビスタ(La BellaVista)」で、ラ・パスの夜景を見ながら、ビール(ワリ(Huari)、20.00Bs、359円)を、それぞれ1本ずついただいて〆。
さあ、明日はいよいよウユニ塩湖だ!
展望レストラン「ラ・ベラ・ビスタ」 |
夜景を眺めつつ「ワリ」を飲む |
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