2015年10月18日日曜日

うどん、すし、すしで東京へ


 07:30、二泊三日の呉への旅。最終日の朝食は「元祖・細うどん」を謳(うた)う老舗のうどん屋、「一心」へ。

 ここの営業時間は、07:00~17:00(火曜定休)と、朝・昼ぐらいの時間帯が中心なのだ。


  今朝の注文は天玉うどん(660円)。

 一緒にいなり(110円)も食べようと思ったのだが、まだ準備できていなくて、おにぎり(140円)と名物のコロッケ(120円)しかなし。けっきょく天玉うどんだけにした。

 私のなかでの、呉の三大細うどんは、「山乃家」、「森田食堂」、そしてここ「一心」。

 「一心」の細うどんは、呉に何軒かある細うどんを出す店のなかでは最も値段が高くて、かけうどんでも450円だ。


 元々は、呉の街に大勢いた職工さんたちに、待ち時間少なくうどんを提供するために、細い麺を使ったというのが、細うどんの始まりらしい。

 その麺の細さゆえに、美味しいイリコ出汁(だし)がよくからまって、すすり込んだときの旨みが強いのも、呉の細うどんの大きな特徴だ。

 これに卵の黄身をからめながらいただくと、さらにコクが増す。

 今朝も汁まですっかり完食だ!
 

 11:00、呉発、広島空港行きの連絡バスで、空港に向かう。

 東広島・呉自動車道が全線開通したのは、平成27年3月のこと。だから、私にとっては初めての東広島・呉自動車道だ。

 かつては、つづら折りで、えっちらおっちら登っていた広→東広島間を、山をぶち抜いたトンネルで直線的に登っていく。

 東広島までが、ものすごく近くなった気がするなあ。


 13:20、広島空港から羽田空港(東京)へと向かう機内でいただいた空弁(そらべん)は、バスに乗る前に、呉の「ささき寿司店」で買ってきた巻き寿司(650円)だ。

 昭和48(1973)年創業のこの店は、持ち帰り用の巻き寿司だけの店。

 具は昔から、大きな玉子焼きと、干瓢(かんぴょう)、そして少量の穴子だけとシンプル。この少量の穴子が、実にいい働きをするんだなぁ。

 玉子焼きも干瓢も、そして酢めしも、旨味のあるうす味なのがいい。


 明日、一時帰国時の健康診断なので、今夜の食事のタイムリミットは、午後9時。

 こういう場合は、「料理が主役で、お酒は脇役」といった感じの飲み方がいい。

 そうなると、寿司で飲むか、そばで飲むか、定食(あるいは丼もの)で飲むか。

 今日は寿司(魚がし寿司@都立家政)を選び、18:15に入店。


 まずは「季節限定・本日おすすめ」と書かれた新さんまのお刺身(750円)でビール(サッポロ黒ラベル中瓶550円)を飲む。


 続いては蝦蛄(しゃこ)のおつまみ(450円)をもらって、飲みものは「奈良萬(ならまん)」(純米 冷やおろし、800円)である。


 にぎり寿司は、まず「かつを」(1個150円)。


 続いて「こはだ」(1個100円)。


 そして最後は「あなご」(1個200円)で〆る。あなごは、1個を塩、1個をタレで出してくれた。

 これでお勘定は3,942円(130レアルほど)。


 「魚がし寿司」を出たところで、時刻は20:10と、タイムリミットの21:00まで、まだまだ余裕だ。

 なので、帰り道に「セブンイレヴン」のアーモンドチョコバー(189円、6.20レアルほど)を買って食べた。

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