ウユニ市街にあるホテルを午前9時半に出発して、車で走ること約10分。
広大な平原の中で、車が停まると、そこには朽ちかけた古い列車がたくさん置かれていた。
ここは「列車の墓場(Cementerio de Trenes、セメンテリオ・デ・トレネース)」と呼ばれる観光ポイント。
内陸のウユニ(ボリビア)から、チリの港まで、塩や鉱物を運んでいた蒸気機関車や貨車が、ずらりと放置されている。
蒸気機関車から、ディーゼル機関車へと時代も変わって、不要になったからここに放置しておいたんだろう。それがいい具合に朽ちてきて、いい風情をかもし出している。
でっかい車輪が、どんとそのまま置かれていたりする。
さらにはブランコまで設置されている。
ボリビアからチリへ、物資を輸送する鉄道は今も使われているんだそうで、どこまでもまっすぐに伸びる線路は、ピカピカと輝いている。
列車が通るところを見てみたいなあ、と思っていたんだけれど、我われが過ごした二日間で、列車に出会うことはできなかった。残念!
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