今や「思い出」となってしまったレバ刺 |
日本から、とても残念なニュースが飛び込んできた。
豚レバーなどの豚の内臓や肉について、6月中旬から、飲食店での生食での提供を禁止することを、厚生労働省として正式に決めたとのこと。
生食の提供禁止は牛レバーに続き2例めで、違反した場合は2年以下の懲役か200万円以下の罰金となる。
どういう状態ならば提供が許されるのか。
豚の内臓や肉の中心部について、「63度で30分間以上加熱」するか、「75度で1分間以上加熱」すればOK。つまり牛乳の低温殺菌と同じような感じだ。
世の中には低温殺菌調理器(→その一例)なんてのがあるので、そういうものを使うことになるのだろうか。
がしかし! なにが残念って、この規定では「ちょい焼き」が許されない。
牛乳を殺菌するのに、120~130℃で2~3秒加熱する超高温瞬間殺菌というのがあるように、豚レバーの場合も、『炭火焼き(燃焼温度は約1,000℃)の場合は、2~3秒加熱すれば可』なんて文言も入れてくれるとありがたいんだけどなあ。
いずれにせよ、日本の「もつ焼き文化」を大きく変える法律になることは間違いない。
朝食: 牛肉煮込み(guisado、ギザード)、クスクス(cuscuz)、サツマイモ(batata doce、バタタ・ドーシ)、ハムパン(pão com mortadela、パン・コン・モルタデーラ)、バナナ(banana)、カフェオレ(café com leite)。ポルトガル語でサツマイモのことをバタタ・ドーシ(batata doce)と言います、バタタは「ジャガイモ」、ドーシは「甘い」って意味なので、バタタ・ドーシは直訳すると「甘いジャガイモ」って意味なんです。イモの形も食感も、かな~り違うと思うのに、なんでこんな、まるで兄弟のような名前が付いちゃったんでしょうね。
昼食: 牛ステーキ野菜ソース(bife com molho de legumes、ビッフィ・コン・モーリョ・ジ・レグメス)、黒豆煮(feijão preto、フェイジョン・プレート)、ライス(arroz branco、アホース・ブランコ)、スパゲティ(macarrão espaguete ao sugo、マカホン・エスパゲッチ・アオ・スーゴ)、サラダ(salada)、パパイヤ(mamão、ママォン)、マンゴージュース(suco de manga、スーコ・ジ・マンガ)。あれれ? 今日の昼食は、ポルトガル風レバー炒め(iscas de fígado à portuguesa、イスカス・ジ・フィガード・ア・ポルツゲーサ)が出る予定だったので、楽しみにしてたんだけど、二つの主菜として並んでいるのは牛ステーキと、チキン・オーブン(frango ao forno、フランゴ・アオ・フォルノ)だ。残念。でも牛ステーキにかかっている野菜ソースが、予想以上に美味しかったので、ま、いいとするか。
夕食: 日曜日(5/24)に、レシフェで50年以上にわたって農業指導を続けている春田さんから、大根や太ネギをいただいたので、今日は大根サラダを作って食べることにした。いつものように作り方はクックパッドを参考にしたのだが、できあがった大根サラダが多いこと! 半分は密封容器にとって冷蔵し、今日は大根サラダ半分と目玉焼きをビールとともにいただいた。その後、カシャーサ「ピトゥ(pitû)」の青汁割りを作って、つまみと食事を兼ねたハムパン2個で〆。今日は、久しぶりに渋滞なしで帰ってこれたので、ゆっくりとくつろげる夜となった。
社員食堂の朝食 |
社員食堂の昼食 |
大根サラダ |
カシャーサ青汁割りとハムパン |
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