フェイジョン・トロペイロ |
今日の社員食堂の昼食。
いつもの茶豆煮(feijão mulatinho、フェイジョン・ムラチーニョ)のとなりに、フェイジョン・トロペイロ(feijão tropeiro)という豆料理が置かれていたので、そっちを皿に取ってみた。
トロペイロというのは、「坂道で、ロバを引いて荷物を運ぶ人」のことなんだそうな。
体力勝負の彼らが好んだ豆料理が、このフェイジョン・トロペイロだ。豆に、ベーコンや玉ネギ、ファロッファなどが混ぜ込まれていて、これだけで力もつくし、お腹もいっぱいになる。
日本の、もつ煮込みや、もつ焼きも、明治時代に人力車夫が力をつけるために食べていたのが始まりと言われている。
フェイジョン・トロペイロも、きっとそんな料理なんだろうな。
料理が美味しいと評判の、ミナス・ジェライス州の郷土料理らしい。
朝食: ポルトガル・ソーセージ(salsicha à portuguesa、サウシーシャ・ア・ポルツグェーザ)、クスクス(cuscuz)、チーズパン(pão com queijo、パン・コン・ケージョ)、スイカ(melancia、メランシア)、カフェオレ(café com leite、カフェ・コン・レイチ)。今朝の1番食堂も、ものすごく混んでいる。しっかりとした朝食が食べられる2つの食堂(1番と2番)の中で、冷房が効いているのはここだけだからなあ。<!-- パンとコーヒーだけの簡単な朝食をとる人は少ないのに、その人たち用に3番食堂(ここも大きさは1番、2番と同じぐらいあって、冷房が効く)を割り付けてるのが戦略ミスなのかもね。1番食堂は大混雑、2番食堂は混雑、3番食堂はすいてる、そんな状況だ。 -->
昼食: 豚ロースと玉ネギの炒め(copa lombo acebolado、コパ・ロンボ・アセボラード)、フェイジョン・トロペイロ(feijão tropeiro)、ライス(arroz、アホース)、スパゲティ(macarrão espaguete、マカホン・エスパゲッチ)、サラダ(salada)、パパイヤ(mamão、ママォン)、カシュージュース(suco de caju、スーコ・ジ・カジュー)。昨日の昼食のとき、みんなで使う調味料置き場に、バルサミコ酢とオリーブオイルがあるのを発見。これまではというと、お酢は透明な、一番安く売ってるタイプのもので、油もサラダオイルしかなかった。それ以外の、ちょっといい調味料を使いたい人は、自分で調味料を持参していたりしていたのだ。「もしかすると、誰かが自分の調味料を置き忘れていったのかなあ」なんて話していたんだけれど、今日もバルサミコ酢とオリーブオイルがあったので、サラダはそれらで味付けした。ん~~。コクと旨みが、ぜんぜん違うね。
夕食: アパートに帰ると、2回めの「まごころ通信」の2箱めが届いていた。日本から、2個口として一緒に発送したのに、こっちに到着するときは1週間ほどの差があるのがおもしろいなあ。しかも、この箱は開封して、すべての中身を確認してから、改めて梱包した形跡がある。税関の抜き打ち検査に引っかかったのかもね。チェックしたところ、内容に問題はなかった。そのあと夕食。チーズパン2個でピトゥ(Pitû、カシャーサ)の青汁割りを飲んだあと、残り1杯分となった味噌汁を温め直して卵を落とし、ピトゥの水割りをもう1杯。
社員食堂の朝食 |
ポルトガル・ソーセージ |
社員食堂の昼食 |
豚ロースと玉ネギの炒め |
「まごころ通信」2箱め |
日本食材、あれやこれや |
ピトゥ青汁割りでチーズパン |
ピトゥ水割りで玉子入り味噌汁 |
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