ブラジルに来て初めて知って、「これは美味いなあ」と思った料理のひとつが、海老のガーリック炒め(Camarão Alho e Óleo、カマラォン・アーリョ・イ・オーリオ)。
エビを細かく刻んだニンニクと一緒に、オリーブオイルで炒めるだけという簡単な料理なんだけれど、これが美味くてしかたがない。
しかもビールやカシャーサにもよく合う。
海老のガーリック炒めは、日本でも普通に食べられる料理のはずなのに、なんで今まで食べたことがなかったのかなあ。。。
大衆酒場のメニューにはないということもあるけれど、日本だとせっかくの海老を、なるべく素材に近い状態で食べることのほうが多いからだろうな。
たとえば呉の酒場で、海老がよくとれる季節に出してくれるヨリエビ。
海老をサッと塩ゆでして、冷ましているだけのもの。
注文をすると、ヨリエビがどっさりと入っている大皿から、ひとり分を小鉢に取り分けてくれる。
これをそのまま食べるだけ。追加の調味料なんかは必要ない。
こんな海老が食べられるから、日本にいるときは、あえてガーリック炒めにした海老は食べなかったのに違いない。
(中華料理のエビチリはよく食べましたけどね。。。)
朝食: ブラジル・ソーセージの玉ネギ炒め(Linguiça Acebolada、リングイッサ・アセボラーダ)、クスクス(Cuscuz)、チーズパン(Pão com Queijo、パン・コン・ケイジョ)、スイカ(Melancia、メランシア)、カフェオレ(Café com Leite、カフェ・コン・レイチ)。ブラジル・ソーセージが出る日は、もうひとつの主菜は必ずと言っていいぐらい牛ひき肉煮(Carne Moída、カルニ・モイーダ)。リングイッサは豚肉の生腸詰なので、苦手な人もいるようだ。私の前に座っている人は、リングイッサの皮の部分だけ、きれいに取り去って食べていた。チーズパンの中に、さらにリングイッサもはさみ込んで食べている人も多い。
昼食: 豚ロースの玉ねぎ炒め(Copa Lombo Acebolado、コパ・ロンボ・アセボラード)、黒豆煮(Feijão Preto、フェイジャン・プレート)、ごはん(Arroz、アホス)、スパゲティ(Macarrão Espaguete、マカホン・エスパゲッチ)、サラダ(Salada)、バナナ(Banana)、グアバジュース(Suco de Goiaba、スーコジ・ゴイアーバ)。デザートはいつも果物とお菓子が用意されていて、どちらかを選ぶことができる。両方というのはダメ。今日のお菓子は人気のクロカート(Crokato)というピーナッツ菓子。普段はデザートを食べないW君が、私用のクロカートをもらってくれたので、今日は両方を食べることができた。ありがとう!
夕食: 会社の人たち(日本人、ブラジル人混合)12人ほどで、近所の居酒屋(レストラン&バー)「ジロ・プライア」。バカリャウ(塩干しダラ)のコロッケ(Bolinho de Bacalhau、26.90R$、1,211円)や、エビ(殻付き頭なし)のニンニクオイル炒め(Camarão Alho e Óleo com casca e sem cabeça、39.90R$、1,796円)、鶏ハツ炒め(Coração com farofa e vinagrete、21.90R$、986円)などをつまみに、ビール、ビール、ビール。週の真ん中なので、強いお酒(カシャーサやウイスキー)は止めておいた。英語とポルトガル語と日本語が入り混じった会話がおもしろい。
社員食堂の朝食 |
社員食堂の昼食 |
バカリャウ・コロッケ |
鶏ハツ炒め |
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