焼きピーマンで「雲海」ロック |
後悔先に立たず、とはこのことである。
昨年末に一時帰国したさい、横浜であまり時間が取れなくて、「はまや食堂」に立ち寄ることができなかったのだ。
次の機会には、絶対に行かなきゃ、と思っていたのだが、それももう、かなわぬ夢になってしまった。
素朴な野菜料理が、本当に美味しかったよなあ。
野菜の食感を最大に活かす火の通し加減、野菜の旨みを引き出すちょっと甘めの薄味が絶妙だった。
あの味はもう二度と食べることができない。
行きつけの店が閉まるにつれて、そんな料理が増えてきているのが、とても悲しい。
朝食: ポルトガル風ソーセージ(salsicha à portuguesa)、クスクス(cuscuz)、山芋(inhame、イニャーミ)、ハムパン(pão com mortadela、パン・コン・モルタデーラ)、バナナ(banana)、カフェオレ(café com leite、カフェ・コン・レイチ)。あれれ? 二日連続でハムパンだ。珍しいなあ。事前に公開されているメニューでは、チーズパン(pão com queijo、パン・コン・ケージョ)の予定だったのに。朝食のパンは、ハムパンとチーズパンが、1日おきに順番に出てくるのが普通。もしかすると注文を間違えちゃったのかな? 明日の朝(事前のメニューではハムパンの日)、どっちが出てくるか楽しみだ。
昼食: たれ焼きステーキ(bife ao molho、ビッフィ・アオ・モーリョ)、黒豆煮(feijão preto、フェイジョン・プレート)、ライス(arroz、アホース)、スパゲティ(macarrão espaguete、マカホン・エスパゲッチ)、サラダ(salada)、パパイヤ(mamão、ママォン)、アセロラジュース(suco de acerola、スーコ・ジ・アセローラ)。今日の、もうひとつの主菜は、チキンカツ(frango à milanesa、フランゴ・ア・ミラネーザ)。どちらも美味しそうで、3秒ぐらい迷って、牛ステーキにした。牛肉はおいしい(赤身らしい味わいがある)んだけど、ときどき硬い。それに比べると鶏肉はいつも安定的にやわらかい。
夕食: 「はまや食堂」の焼きピーマン(150円)を思い出しながら、冷蔵庫にあるピーマン(赤・黄・緑の3色)で、焼きピーマンを作ることにした。ピーマン(合計166g)をひと口大に切り、フライパンに少量のオリーブオイルで、ちょっと焦げめがつく程度に炒め、濃縮めんつゆ(創味のつゆ)大さじ1杯で味付け。つゆの水分がほぼなくなったところで、かつおぶし1パック(3g程度)を投入し、ざっと混ぜたらできあがり。簡単にできるのに、おいしい。出汁(だし)のうまみが効いた料理には、日本のお酒がよく合う。今日は、そば焼酎「雲海」のロックを合わせた。途中で、電子レンジで作る簡単目玉焼きや、ミックスナッツなども追加して、焼酎ロックを2杯。ピーマンを食べ終えたところで、飲み物を同じ「雲海」の青汁割りに切り替えて、朝のハムパン2個をつまみ兼、〆の食事としていただく。
社員食堂の朝食 |
社員食堂の昼食 |
ピーマン3色パック |
電子レンジで目玉焼き |
焼酎青汁割りとハムパン |
レーズン入りミックスナッツ |
残念ですね。でもこれも時代の流れ、今も昔もこうやって古い店がなくなり新しい店が出来、居酒屋の歴史を作っていったんですね。はまや食堂跡には新しく美容院ができていて昔の面影は跡形もありませんでした。
返信削除「はまや食堂」のあとは、もう美容院になってしまいましたか。
削除夕方、ふらりと入った「はまや食堂」で、のんぶ~さんとばったりとお会いして、一緒に飲んだことを、ものすごく懐かしく感じます。
ほんの1年ほど前のことなのに、すっごく昔の出来事のよう……。