救急歯科医の待合室 |
金曜日(3/6)の夜、歯磨きをしていたら、歯の詰め物がポロリと取れた。
翌日、会社から渡されていた歯医者リストを見て、近くの歯医者に行ってみたものの、残念ながら休み。
週明けの今日、改めて会社の担当者(通訳兼)と一緒に、その歯医者に行ったところ、
「予約でいっぱいで、それ以外の診療はできません。予約が受けられるのは、来週の月曜日(3/16)以降になります」とのこと。
医師ひとり、受付ひとりの小さい歯医者で、予約客をひとり、またひとりと順番に治療をしているようだ。だから待合室にも人はおらず、今まさに治療中の患者だけが院内に入っている様子。
そこで、次なる策として、そこからさらに車で15分ほどかかる救急歯科医(24時間対応)に向かうことにした。
こちらは待合室に15人ぐらいの人がいる。救急だけに、全員が予約なしでの飛び込み客だ。
会社の担当者はここで帰社し、ひとりで待つこと2時間半。やっと自分の番がやってきた。
受付での手続きをしたときに、会社の担当者が「この人(=私のこと)はポルトガル語は話せませんから」と言っておいてくれたので、英語が話せる看護士さんが医者との間を取り持ってくれる。
看護士さんも、歯医者さんも、どちらも若い女性だ。
あとは身振り手振りも交えながら、取れた詰め物を詰め直してもらうのだが、「口を開けて」と言葉でいう代わりに「ア~ン」って! 日本人が赤ちゃんに言うのと同じだね。
逆に口を閉じるときは、私の目の前に出した手の親指と、残る4本の指をパタパタと閉じて、「口を閉じて」ということを示してくれる。
詰め物を詰め直した後、しばらくギュッと噛んでおくときは、目の前に出した手をギュッと握ってグーを作る。うん、うん。言いたいことはわかるよ。ギューッと噛むんだね。
詰め直した歯の周りの掃除を終えたところで、英語が話せる看護士さんから、
「終わりましたよ。詰め物がちゃんとくっつくまで、1時間ぐらいは何も食べないでくださいね。もう帰っていいですよ」とのこと。
治療に要した時間は約15分。詰め物がもとに戻った。
そのまま治療費を支払うこともなく帰宅。
ブラジルは、食事代も会社持ちだけれど、医療費も会社持ち。労働者は強く保護されているのだ。(労働党政権だからなのかな?)
そんなわけで、最終的には一人で、ハラハラドキドキしながら立ち向かった『はじめての歯医者』でしたが、とても楽しく治療し終えることができました。良かった良かった。
朝食: 煮込みソーセージ(Salsicha ao Molho、サウシーシャ・アオ・モーリョ)、クスクス(Cuscuz)、チーズパン(Pão com Queijo、ポン・コン・ケージョ)、メロン(Melão)、カフェオレ(Café com Leite、カフェ・コン・レイチ)。朝食の煮込みソーセージは、ひとり2本と決まっているようだ。これをパン(ひとり2個)にはさんで食べる人も多い。基本的にはソーセージだけを皿にのせてくれるのだが、煮汁もほしいときには、「モーリョ(Molho)」とお願いすれば、クスクスの上にかけてくれる。
昼食: 牛肉とジャガイモの煮込み(Bife de Panela com Batatas、ビッフィ・ジ・パネーラ・コン・バタータス)、茶豆煮(Feijão Mulatinho、フェイジョン・ムラチーニョ)、ライス(Arroz、アホース)、スパゲティ(Macarrão Espaguete、マカホン・エスパゲッチ)、サラダ(Salada)、コカーダ(Cocada)、パイナップルジュース(Suco de Abacaxi、スーコ・ジ・アバカシ)。主菜の「牛肉とジャガイモの煮込み」は、ブラジル版の肉じゃがみたいなもんなんだけれど、具材のほとんどは、大きくて厚みのある牛肉だ。果物のデザートはスイカなんだが、なぜか小さいスイカ(端っこのほう)しか残っていない。その小さいスイカを渡してくれようとするので、「ノン(não)」と断って、お菓子のほうを取った。今日のお菓子はコカーダ(Cocada)。スライスしたココナッツを、砂糖やココナッツミルクで混ぜて固めた、ものすごく甘いお菓子である。
夕食: 歯の詰め物を詰め直してもらってから、1時間たったのを確認してから夕食。まずは朝のチーズパンと、うずら玉子入りヴィナグレッチ(刻んだトマトと玉ネギのマリネ)をつまみに、ピトゥ(地元のカシャーサ)の青汁割り。ちょっと塩気のあるブラジル製フランスパンと、中のチーズがいいつまみになるんだ。ひとしきり飲んだところで、厚揚げとレタスの味噌汁で〆て、デザートはブドウ。大量にあったブドウも、これで完食。
社員食堂の朝食 |
社員食堂の昼食 |
アパートで夕食 |
味噌汁とブドウで〆 |
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