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鶏の半身焼き |
急にガレート(若鶏焼き)が食べたくなって、同じアパートに住んでいるYさんを誘って「ガレート・ペキン」へ。
我われとほぼ一緒にブラジルにやって来たYさんは、2ヶ月しかこちらにいない予定なので、あと半月ほどで帰国してしまう。その前に、ぜひガレートも味わっておいてもらわないとね。
アパートを11時半に出発すると、店までは歩いて約10分。
ちょうど昼どきとあって、店はけっこうにぎわっていますが、なんとか二人分のすき間を見つけてL字カウンターに座り、まずは瓶ビール(スコール600ml、7R$、315円)をもらって乾杯すると、お通し(サービス)は定番のバタタ・フリッタ(=ポテトフライ)です。
4分の1身焼き(胸肉ともも肉が選べて8R$、360円)、半身焼き(16R$、720円)、丸焼き(28R$、1,260円)と選べるガレートから、半身焼きを2人前いただきます。
鶏は大きな窯(かま)でどんどん焼かれているので、あっという間に出てくるのがうれしいですね。
つけ合わせ(サービス)はいつも、サルサ(トマトや玉ねぎのマリネ)とファロッファ(炒めたキャッサバ粉)です。これをお皿の上で混ぜ合わせたりしていただくんですねえ。
最初は「なんじゃこりゃ。どうやって食べるんだろう???」と思っていたサルサとファロッファですが、最近はこれらがあるのが普通の感じになってきました。
二人で3本の瓶ビールを飲み干したところで、飲み物をカシャーサに切り替えます。
カシャーサは、サトウキビを原料として作られる、ブラジル原産の蒸留酒。材料はラムと同じですが、ラムとはまったく違う味わいなのがおもしろい。
PITU(ピトゥ)と51(シンクェンタ・イ・ウン)の2銘柄(どちらも1.5R$、68円)が選べるところを、PITUをロック(コン・ジェロ)でいただきます。
あぁ、まっ昼間に飲むお酒の、なんと美味しいことよ!
治安は悪いブラジルなれど、ど~んと明るい昼間ならば、少しは安全なようです。
カシャーサ1杯ずつでは終わらず、二人とももう1杯ずつおかわりです。今度は51(シンクェンタ・イ・ウン)のほうを、ロックでもらいます。この51を作っている会社の名前が「ピンガ」なので、カシャーサのことを「ピンガ」と呼ぶ人も多いんですね。
PITUも51も無色透明。味も香りも似てます。
若鶏半身焼きも食べ切ったので、リングイッサ(生ソーセージ)焼き(1本4R$、180円)を、二人で1本もらって分け合います。
午後2時まで、ゆっくりたっぷりと2時間以上の酒場浴。お勘定は二人で63R$(2,835円)。こんなに飲み食いして、ひとりあたり1,400円ちょっとというのがうれしいですね。どうもごちそうさま。
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瓶ビールと、お通しのポテトフライ |
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サルサとファロッファ |
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ビール(左奥)とカシャーサ |
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リングイッサ(豚肉) |
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