2015年3月20日金曜日

ブラジル人は家族が一番

レストランで送別会

 ショッピングセンター近くのレストラン「パパカピン(Papacapim)」で、3月末に帰国するS森さんの送別会。

 こういう集まりのときに、ブラジルの人たちは家族も連れて集まってくることが多い。

 だからそれぞれの奥さんたち同士も、それぞれ知り合いで、集まってくるなり抱き合ったりしながらあいさつを交わしている。

「ブラジル人にとって一番大切なものは家族。けっして仕事が一番になることはないんだよ」

 日本を出発する前に、会社の先輩(ブラジル経験者)たちに、そう教えてもらった。

 まさにそのとおりなんだということが、こういう集まりの場からもわかるなあ。


朝食: 鶏細切り煮(isca de frango ao molho、イスカ・ジ・フランゴ・アオ・モーリョ)、山芋(inhame、イニャーミ)、ハムパン(pão com mortadela、ポン・コン・モルタデーラ)、メロン(melão)、カフェオレ(café com leite、カフェ・コン・レイチ)。昨日の、「明日は煮込みソーセージがでるかも」という予想に反して、今日は今週2度めとなる鶏細切り煮だった。同じ料理が繰り返し出てくる社員食堂だが、同じ週の中で同じ料理が出ることはほとんどない。この鶏細切り煮という同じ主菜に対して、前回(水曜日)の主食はクスクス(cuscuz)だったが、今回は山芋。特に味付けもしていない茹でた山芋が、とってもいい主食になるんだな。

昼食: 煮もの(cozido、コジード)、茶豆煮(feijão mulatinho、フェイジョン・ムラチーニョ)、ライス(arroz、アホース)、スパゲティ(macarrão espaguete、マカホン・エスパゲッチ)、サラダ(Salada)、スイカ(melancia、メランシア)、タンジェリン・ジュース(suco de fruta、スーコ・ジ・タンジェリーナ)。金曜日は煮込みの日。今日はコジード(cozido)という、肉やブラジル・ソーセージ、野菜などを煮込んだ料理だ。フェイジョアーダ(feijoada)が一番好きだけど、このコジードも好きなんだなあ。もう一つの主菜は、鶏切り身と玉ネギの炒め(filé de frango acebolado、フィレ・ジ・フランゴ・アセボラード)だった。

夕食: レストラン「パパカピン(Papacapim)」にてS森さんの送別会。会は午後8時にスタートしたのだが、この時点で集まっていたのは日本人のみ。ブラジルのみなさんは、ご家族とともに三々五々集まってくる。11時がちかくなったところで、我われ日本人たちは「そろそろ帰ろうか」となって、タクシーを呼んで帰るのだが、この時点で一緒に帰途につくブラジル人はいない。集まるのが早くて、帰るのも早いのが日本人。集まるのは遅いけど、そのあと、いつ終わるのかわからないぐらいまで楽しむのがブラジル人なのだ。

社員食堂の朝食
社員食堂の昼食
プリマドンナ(チーズ)
海老グラタン
ピトゥ・ゴールド
ピザ・カプリチョーザ

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