アパートで晩酌 |
外に飲みに行かない日の、アパートでの夕食がパターン化してきた。
朝食のときに食べずに持ち帰ったパンをつまみに、カシャーサの青汁割りを飲む。
これに追加するのは、スープ程度。
まるでブラジル人の夕食のようだ。
ブラジル人の食生活は昼食がメイン。朝食と夕食は軽めにとる。
朝食は、カフェ・ダ・マニャン(café da manhã)と言って、直訳すると「朝のコーヒー」。その程度で済ましてしまうのです。
夜も、スープにパン、デザートにコーヒーといった感じ。
昼にガッツリといただく肉料理の腹持ちがいいので、夜は軽めのほうがいいのかなあ。
でも、とっても体格がいいブラジル人が多いんですけどね。
こうして朝のパンが、晩酌のつまみとなるまでには、ちょっとした経緯がありました。
朝食で出される、ブラジルのフランスパンが美味しくて、朝食たっぷりがやめられなくなってしまった。(→去年の7月中旬)
その結果、なんだか体重が増加してきたので、朝のパンを抜くようにした。(→去年の7月下旬)
しかしながら、それはそれで、美味しいパンが食べられなくなって悲しいものがある。
なんとかならないものかと思いながら過ごすこと1ヶ月弱。よ~く見てみると、ブラジル人の従業員たちの中に、朝食のパンを、そのまま持ち帰っている人たちがいる。聞けば「夕食で食べるんだ」と言う。
そうか! 朝食で食べずに、持って帰って夕食で食べればいいんだ!
こんな簡単なことに、なかなか気づかなかった。
そして朝のパンを持ち帰って、夜、ワインを飲みながら食べてみた。(→去年の8月下旬)
これが、うまかったねえ!
それ以来、朝のパンは、私の晩酌のつまみになっております。ブラジルのフランスパンの、軽い塩っけがいいんだよね!
朝食: 煮込みソーセージ(salsicha ao molho、サウシーシャ・アオ・モーリョ)、クスクス(cuscuz)、チーズパン(pão com queijo、ポン・コン・ケージョ)、スイカ(melancia、メランシア)、カフェオレ(café com leite、カフェ・コン・レイチ)。今日の果物はバナナ(banana)の予定だったみたいだけれど、目の前でそのバナナがなくなって、次の容器のふたを開けると、その中身はスイカだった。この地にいると、年中、スイカが食べられるし、スイカがよく出される。でも今日のスイカは、ほとんど甘みがなくてガッカリだ。
昼食: 牛ステーキ・マデラソース(bife ao molho madeira、ビッフィ・アオ・モーリョ・マデイラ)、黒豆煮(feijão preto、フェイジョン・プレート)、人参ライス(arroz com cenoura、アホース・コン・セノウラ)、味付けスパゲティ(macarrão espaguete temperado、マカホン・エスパゲッチ・テンペラード)、サラダ(Salada)、スイカ(melancia、メランシア)、アセロラジュース(suco de acerola、スーコ・ジ・アセローラ)。バナナの予定だったのにスイカに変わった朝の果物。昼の予定がスイカだったので、これも変わるのかな、と思っていたら、そのままスイカだった。しかも、朝と同じくほとんど甘みがなくて、二重にガッカリだ。果物ではなくて、お菓子のほうにしておけばよかったかなあ。ちなみに今日のお菓子は、バナナーダ(bananada)という、バナナを煮詰めて砂糖で固めたもの。ドライフルーツみたいな、小さい羊羹(ようかん)みたいな感じなんだけど、とにかくものすごく甘いのだ。(昨日の隠れ家バールでも食べたよね。)
夕食: 朝のチーズパン2個で、地元のカシャーサ、ピトゥ(Pitû)の青汁割りを1杯。そして、昨夜作った大根、豆腐、もやしの味噌汁と、タクアン漬けをつまみに、芋焼酎「黒伊佐錦」の封を切って、ロックで1杯……、いや、思わず2杯。芋焼酎、おいしいねえ。あぁ~、酔った。
社員食堂の朝食 |
社員食堂の昼食 |
芋焼酎ロック。思わず2杯!! |
いつも楽しみに拝見しております。サンパウロまでは出張で行くことがあるのですがレシフェとなると行く機会はなく、記事の中から伝わってくる赤道直下の雰囲気を楽しんでいます。ところで選抜高校野球一回戦快勝おめでとうございます。
返信削除ありがとうございます。サンパウロやリオデジャネイロなどにも行ってみたいのですが、なかなか機会を作ることができません。
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