公園の屋台にて |
毎週1~2回のペースで通っている公園の屋台「シュハスキーニョ・バイアーノ(Churrasquinho Baiano)」。この地で20数年営業しているという老舗屋台である。
この店は、焼き台と仕入れを担当する親父(おやじ)さん、接客と会計を担当する女将(おかみ)さん、そして接客をサポートする女性2名の、合計4人で切り盛りしている。
以前から書いているとおり、こっちの屋台は、屋台本体には厨房機能(=焼き台)と冷蔵庫機能(=大きなクーラーボックスで氷冷する)があるだけで、客は公園内に置かれたプラスチック製のテーブルとイスに座るシステム。簡易的な野外レストランなのだ。
この接客をサポートする女性2名のうちひとりが、ブラジル人にしてはちっちゃめで、かわいい。
ニコニコと元気に接客するもんだから、我われ日本人の間では彼女のことを『看板娘(かんばんむすめ)』と呼んでいる。
その看板娘について、同じアパートのI重さんから、驚くべき情報がもたらされた!
「先週、土曜日に屋台で飲んでて、女将さんと話す機会があったんですよ。いつも屋台に遊びに来ている小さい女の子がいるでしょう? あの子と看板娘は姉妹で、女将さんの娘なんだそうです」
なるほど。なんとなくそんな感じはしてましたが、やっぱり親父さん、女将さんの娘さんたちでしたか。ここまでは、まだ驚くほどではありません。
「それでね。年を聞いてみると、上の子がキンジ(quinze)、下の子がセッチ(sete)だと言うんですよ!」
えっ。キンジって、15歳ってこと?! (ちなみにセッチは7歳です。)
それで日本人好みのかわいさだったのか!
アパートの前のリゾートビーチでも、「あ、かわいいな」と思う娘は、振り返ると中学生ぐらいだったりする。高校生ぐらいになると、どんどん大きくなり始め、二十歳(はたち)も過ぎるころには……(以下自粛)。
15歳ということは、日本なら中学3年生ぐらい。看板娘も学校に通っているに違いない。だから金曜日と土曜日しか手伝いに来ないのか。
いやぁ、しかし。看板娘は二十歳前後かと思っていたのに、そんなに若かった(少女だった)んですね。驚きの新事実でした。
朝食: ブラジル・ソーセージと玉ネギの炒め(linguiça acebolada、リングイッサ・アセボラーダ)、クスクス(cuscuz)、チーズパン(pão com queijo、ポン・コン・ケージョ)、バナナ(banana)、カフェオレ(café com leite、カフェ・コン・レイチ)。昨日に続いて、あれれれれっ? 今日もメニューと違うぞ。朝は煮込みソーセージ(salsicha ao molho、サウシーシャ・アオ・モーリョ)のはずだったのに、出てきたのはブラジル・ソーセージと玉ネギの炒めだ。事前に公開されているメニューでは、明日(金曜日)の朝が、このブラジル・ソーセージと玉ネギの炒めとなっている。ということは、明日もきっと、事前のメニューとは違う料理が出るんだろうな。今日と明日とを入れ替えて、明日、煮込みソーセージが出るのかもしれない。
ところで、いつも牛ひき肉煮(Carne Moída、カルニ・モイーダ)とセットで出されるブラジル・ソーセージと玉ネギの炒めなのに、今日はなぜか、ブラジル・ソーセージだけしかなかった。いつもは牛ひき肉煮を選んでいたN口さんは、今日はやむなくブラジル・ソーセージを選んだそうな。「はじめて食べたんですけど、塩辛いですねえ!」と驚いている。そう。最初は私もそう思って、3回に1回ぐらいしかブラジル・ソーセージを選ばなかったんだ。でも、この塩辛さがだんだんとクセになってきて、3回に1回のペースが、2回に増える間もなく、一気に3回に3回(つまり毎回)に増えてしまったのでした。
昼食: 牛ステーキの玉ネギ添え(Bife Acebolado、ビッフィ・アセボラード)、黒豆煮(feijão preto、フェイジョン・プレート)、レーズン・ライス(arroz com passas、アホース・コン・パッサース)、スパゲティ(macarrão espaguete、マカホン・エスパゲッチ)、サラダ(Salada)、パパイヤ(mamão、マモン)、カシュージュース(suco de caju、スーコ・ジ・カジュー)。どうなってるんだ? 昼食の主菜は元々、ピザ職人のステーキ(bife pizzaiollo、ビッフィ・ピッツァイオーロ)かミラノ風チキン(frango à milanesa、フランゴ・ア・ミラネーザ)の予定だったのに、食堂に行ってみると、牛ステーキの玉ネギ添え(Bife Acebolado)と魚のグラタン(Peixe à Delícia、ペイシャ・デリーシャ)に変わってる。片方だけならまだしも、両方とも変わるなんて! その牛ステーキ、焼き加減が、社員食堂では初めてのミディアムだった。肉汁がジューシーなのはうれしいけれど、肉はやっぱり硬い。そうかあ。よく焼き(ウェルダン)だから硬いんじゃなくて、もともとの肉がしっかりと筋肉質で硬いんだね。
夕食: 公園の屋台「シュハスキーニョ・バイアーノ(Churrasquinho Baiano)」。O田桐さん、I和泉さん、I重さん、N西さん、そして私の5人。いつものようにアルゼンチン牛のランプ肉(picanha argentina、ピッカーニャ・アルゼンチーナ、8.00R$、297円)や牛カルビ(filé de costela、フィレ・ジ・コステーラ、4.00R$、149円)、鶏肉(frango、フランゴ、3.00R$、111円)、鶏ハツ(coração、コラサオン、3.00R$、111円)などを焼いてもらって、ビール、ビール、またビール(Skol550ml缶、6.00R$、223円)。2時間ほど楽しんで、今夜のお勘定はひとり23.00R$(854円)ずつだった。(本日のレート:37.14円/R$)
社員食堂の朝食 |
社員食堂の昼食 |
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