休日の午後、「ガレート・ペキン(Galeto Pekin)」で飲んで食べた後は、ベランダに吊るしたハンモックで、本を読んだり、日本のTV番組をネットで見たりしながら、ふわりふわりと昼寝をするのが大きな楽しみだ。
うちのアパートは海に向かって建っているので、ベランダも東向き。太陽は年中、ベランダの向こう側から垂直に上り、天頂を通過して、アパートの背後に垂直に沈んでいく。
だから、午前中は猛烈な陽射しで暑いけど、午後になると日陰になって涼しくなるのだ。
といっても気温は30℃近くある。でもいつも海風が吹いているので、ハンモックの上は快適この上ない。
その風がひんやりと感じてきたら、午後4時過ぎ。その涼しさに目覚めて、ハンモックをたたむ。
5時半には日が落ちて、スコンと真っ暗になるのである。
日本に帰ったら、ハンモックはないし、あったとしても吊るす場所がないなあ……。
朝食: 4連休最後の朝食は、冷し中華にする。マルタイ棒ラーメンの袋の裏に、冷し中華の作り方が書いてある。これに従って、冷し中華を作ってみた。麺は、ラーメンのときは3分間ゆでるところを、5分間と長めにゆでて、冷水で冷やす。ツユは、90mlの水に、棒ラーメンのスープと調味油を溶き、さらに酢大さじ1、醤油大さじ1/2、砂糖大さじ1を加える。具は、錦糸卵を作るのはめんどうなので、ハムともみ海苔だけにした。残暑厳しいレシフェの気候には、ラーメンよりも冷麺のほうがぴったりだ。これはいいなあ。
昼食: 一時帰国されていたS木さんが、昨日(4/20)、レシフェに戻ってこられたので、昼は同じアパートのメンバー4人(S木さん、T内さん、S田さん、私)で「ガレート・ペキン(Galeto Pekin)」。まずはビール「ボヘミア(Bohemia)」(8.00R$、315円)をもらって乾杯し、手羽焼き(asa、アザー、1.00R$、39円)をひとり4本ずつ。日本にもありそうでないのが、ここの手羽焼きや若鶏炭火焼き。ブラジルにもガレート屋は数あれど、「ガレート・ペキン」の味付けが、他にはないということなんだろうな。店名からも推測できるとおり、店主夫妻は中国人(中国からの移民)なので、その味付けがアジア人に合うのかもしれない。シュラスコなどの味付けと比べると、ここのガレートはぐんと薄味(=塩分が少ない)。だから、鶏肉そのものの味わいが、とてもよくわかるのである。手羽焼きを、ひとり4本ずつ食べたあと、若鶏半身焼き(galeto meio、ガレート・メイォ、18.00R$、709円)を1つもらって、4人でシェアする。ポテトフライ(batata frita、バタタ・フリタ)、ヴィナグレッチ(vinagrete、トマトやタマネギのマリネ)、ファロファ(farofa、炒めたキャッサバ粉)は、特に注文しなければサービスで出してくれる。しかしながら、ポテトフライとヴィナグレッチはメニューにも載っている商品なので、注文するときにそれらを口にすると、有料の商品のほうが提供されるから注意が必要だ。大瓶ビールを3本飲んで、1時間ほどの滞在。お勘定は4人で70.00R$(2,755円)、ひとり当たり17.50R$(689円)だった。ごちそうさま。
夕食: 昼に鶏肉をたくさん食べた後、ハンモックで昼寝をするもんだから、休日の夜は、まったくお腹が空かない。ミックスナッツでビールを飲みながら、「何を食べようかなあ」と考える。冷蔵庫を確認すると、冷蔵中の「いなり寿司」が2個ある(それ以外の8個は冷凍している)ので、それを食べることにして、それに合わせるのは「どん兵衛肉うどん」にする。四国・松山の生まれだからか、「いなり寿司は、うどんと一緒に食べるもの」といった固定観念が、いまだにあるのだ。
朝は棒ラーメンで冷し中華 |
昼は手羽焼き16本から |
若鶏半身焼きを追加 |
手羽焼きと半身焼き、完食! |
夜はまずミックスナッツでビール |
いなり寿司と肉うどん |
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