2015年4月15日水曜日

モルタデーラ入りのブラジルパン

社員食堂の朝食(右下がハムパン)

 「モルタデーラ入りパン」のことを、いつも「ハムパン」と書いてるけれど、モルタデーラは実はハムではなくて、ソーセージの一種。

 豚ひき肉に、豚の脂身を加え、蒸してつくったもので、ボローニャ・ソーセージとも呼ばれているんだそうな。

 だから「ハムパン」ではなくて、本当は「ソーセージパン」なのだ。

 このモルタデーラ入りのパンが、あまり好きじゃないブラジル人は、意外と多いようで、まず真っ先にパンにはさんであるモルタデーラを抜き取る。その代わりに、その日の主菜、今日であれば干し肉煮をはさんで食べるのである。

 モルタデーラが嫌いというよりも、ブラジルでは基本的に豚肉は(牛肉や鶏肉に比べて)あまり食べないみたいだ。


朝食: 牛干し肉煮(charque à brejeira、シャルキ・ア・ブレジェイラ)、クスクス(cuscuz)、ハムパン(pão ccom mortadela、パンォ・コン・モルタデーラ)、スイカ(melancia、メランシア)、カフェオレ(café com leite、カフェ・コン・レイチ)。牛干し肉(シャルキ)がうまいのぉ。

昼食: 魚のグラタン(peixe à delícia、ペイシ・ア・デリーシア)、茶豆煮(feijão mulatinho、フェイジョン・ムラチーニョ)、ライス(arroz、アホース)、スパゲティ(macarrão espaguete、マカホン・エスパゲッチ)、サラダ(salada)、メロン(melão)、アセロラジュース(suco de acerola、スーコ・ジ・アセローラ)。今日の主菜は「魚のグラタン」か「牛ステーキの玉ネギ添え(bife acebolado、ビッフィ・アセボラード)」。どちらも人気があるので、まわりの人たちのお皿を見ても、ちょうど半々ぐらいの状況だ。どっちも美味しいんだよなあ。

夕食: 日曜日の午後にヴィナグレッチ(小さく刻んだトマト、玉ネギ、ピーマン、コリアンダーのマリネ)を作ってから、今日で四日め。このヴィナグレッチ、お酢の量が多すぎたのか、ちょっと酸っぱ過ぎるんだなあ。もともと焼き肉に添えるタレだから、ちょっと味が強めなのかも。ドレッシングのようなものと考えればいいのか。よし。ゆで冷ましたスパゲティにヴィナグレッチをかけて、スパサラダにしてみよう。そんなわけで、スパゲティの乾麺30グラムほどを、通常より長めにゆでて冷まし、ゆで卵ものせて、ヴィナグレッチをかけてみた。いいじゃないですか。これはうまい。でも麺を食べ終えたあと、小鉢に残ったヴィナグレッチだけを食べると、やっぱり酸っぱかった。

社員食堂の朝食、牛干し肉煮
社員食堂の昼食
夕食はミックスナッツでビール
ハムパンとスパゲティサラダ

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