ゆで卵の下にあるのがヴィナグレッチ |
アパートでの夕食のお供は、昨日、漬けこんでおいたヴィナグレッチ(Vinagrete)。
ヴィナグレッチは、細かく刻んだトマト(tomate、トマチ)、玉ネギ(cebola、セボーラ)、ピーマン(pimentão、ピメンタォン)、パクチー(coentro、コエントロ)の酢漬け。
ブラジルでは、肉料理には必ずと言っていいぐらい、このヴィナグレッチとファロッファ(farofa、炒めたキャッサバ粉)が付いてくる。
もっとも単純に作る場合は、トマトと玉ネギを皿に盛り、それに酢をかけるだけ。
社員食堂の昼食がこれだ。ブッフェレーンには、必ずトマトと玉ネギのバットが並んでいて、それを皿にとって、酢(ホワイトビネガー)をかける。(好みに応じて、赤い、ドロリとした唐辛子ソースをかけると、ピリッと味が引き締まる。)
毎週のように通っている屋台「シュハスキーニョ・バイアーノ(Churrasquinho Baiano)」でも、鶏焼きの「ガレート・ペキン(Galeto Pekin)」でも、ヴィナグレッチとファロッファは出てくる。それくらい一般的な食べ物なのだ。
今回は、ヴィナグレッチ用として、トマト、玉ネギ、ピーマン、パクチーを刻んだ状態で売られているもの(239グラム)を、3.57R$(140円)で買ってきて、酢90ml、オリーブオイル30ml、塩コショウ少々で漬け込んだ。
ん~。ちょっと酸味がきついなあ。ツンツンする。
社員食堂にあるのと同じようなホワイトビネガー(デンプン質が原料。無色透明でどちらかというと酸味だけを感じるお酢)だからかなあ。もっと少量のお酢でよかったのかも。
あるいはバルサミコ酢かワインビネガーを使うと、まろやかな酸味になるかもね。
ヴィナグレッチと一緒に食べた、ゆで卵がとてもおいしかった。
朝食: 牛煮込み(guisado、ギザード)、クスクス(cuscuz)、ハムパン(pão com mortadela、パンォ・コン・モルタデーラ)、バナナ(banana)、カフェオレ(café com leite、カフェ・コン・レイチ)。週明けの朝食は、牛煮込みとクスクスの組み合わせのことが多い。週末のアパートでは、甘いコーヒーは飲まないので、社員食堂でこの甘~いカフェオレを飲むと、「今週も始まったな!」という感じがする。
昼食: 牛ステーキ・ベーコンソース(bife ao molho de bacon、ビッフィ・アオ・モーリョ・ジ・ベーコン)、茶豆煮(feijão mulatinho、フェイジョン・ムラチーニョ)、ライス(arroz、アホース)、スパゲティ(macarrão espaguete、マカホン・エスパゲッチ)、サラダ(salada)、メロン(melão)、アセロラジュース(suco de acerola、スーコ・ジ・アセローラ)。毎日のように牛肉だ。ポルトガル語のビッフィ(bife)というのは、訳すと牛ステーキってことなんだけど、ブラジル人はよく焼き(ウェルダン)を好むから、厚さ5ミリ程度の薄い牛肉が使われることが多い。この薄さが最低限度のようで、これより薄い肉は、豚肉も含めて(スーパーでも)見たことがない。
ちなみに肉の焼き具合について、ポルトガル語では、ウェルダンのことは「ベン・パッサード(bem passado)」、ミディアムのことは「マウ・パッサード(mal passado)」、レアのことは「サングレント(sangrento)」と言う。ステーキだけではなくて、シュラスコ(churrasco、シュハースコ)の場合にも、焼き具合を指定することができるのだ。
夕食: ゆで卵を作って、昨日漬けこんだヴィナグレッチと一緒に小鉢へ。朝のハムパン2個と、カシャーサ51の青汁割りで夕食とする。ヴィナグレッチがいい合いの手になって、あっという間にハムパンがなくなったので、温めたチーズパンを1個追加した。最後に、冷凍庫でキンキンに冷したラム酒で〆。
社員食堂の朝食 |
社員食堂の昼食 |
夕食時、追加したチーズパン |
冷凍庫のラム酒で〆 |
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