南緯8度と、赤道に近いレシフェ(Recife、ヘシーフィ)では、太陽は、真東の大西洋の水平線から垂直に昇ってくる。そしてそのまま真っすぐに昇り続け、天頂を通過したら今度は垂直に降下して、真西の地平線に沈んでいくのである。
だから、朝焼け、夕焼けの時間はとても短い。
朝の支度をしながら、アパートのベランダから見えた『朝焼けを伴った朝日』がとてもきれいだったので、思わず写真を撮った。意外と珍しい瞬間だ。
そうそう。太陽がてっぺんを通っていくので、こっちの建物には「南向き」なんて概念はないんですよ。
うちのアパートは(他の海岸べりの建物と同じく)東向きに建てらている。なので、午前中に陽射しがどんどん入ってきて暑くなる。午後は日陰になって、海風がどんどん入ってくるので、常夏の気候なんだけど涼しいのだ。
朝食: 牛肉煮込み(Guisado、ギザード)、クスクス(Cuscuz)、チーズパン(Pão com Queijo、ポン・コン・ケイジョ)、バナナ(Banana)、カフェオレ(Café com Leite、カフェ・コン・レイチ)。ギザード(Guisado)を翻訳するとシチュー。ほぼ牛肉煮込みと言っていいぐらい、牛肉密度が高い。その中に入っているニンジンを、きっちりと皿の隅っこに取り分けて残しているブラジル人が多いのがおもしろい。身体はすごく大きいのに、まるで子供みたいだ(笑)。
昼食: 牛もつ煮込み(Dobradinha、ドブラジーニャ)、茶豆煮(Feijão Mulatinho、フェイジョン・ムラチーニョ)、ごはん(Arroz、アホス)、スパゲティ(Macarrão Espaguete、マカホン・エスパゲッチ)、サラダ(Salada)、パパイヤ(Mamão、ママオン)、アセロラジュース(Suco de Acerola、スーコジ・アセローラ)。ドブラジーニャ(Dobradinha)の元々の意味は「ダブル」、つまり「二重」。胃の壁が、内壁と外壁の二重構造になっているので、胃の煮込みのことをドブラジーニャというようになったらしい。でも、会社のドブラジーニャにはブラジルソーセージ(リングイッサ)や豆なんかもたくさん入っていて、内臓がそんなに好きじゃない人でも食べやすいようになっている。個人的には、もっと内臓が多いほうが好きなんだけどなあ。
夕食: レストラン・バーの「ジロ・プライア(Giro Praia)で、会社のMさんの誕生祝いの飲み会。ポルトガル語はほとんどわからないので、まわりの人たちとの会話は英語です。ブラジルにいると、ポルトガル語はこれからがんばるとして、英語も話せないと意思疎通が図れないのでした。お誕生日、おめでとう!>Mさん
社員食堂の朝食 |
社員食堂の昼食 |
「ジロ・プライア」 |
よく冷えた生ビールで乾杯 |
Mさんの誕生祝 |
見上げる空にはオリオン座 |
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