昼食の主菜はコジート(煮込み) |
日本では、ガツガツと食べる人は、丼を口につけてワッシワッシとかき込むが、お皿を持ち上げないブラジルでは、ひと口分のフォークの上に、できるだけ大量に料理をのせて口に運ぶ。
フォークの上に、どれだけ速く多く盛ることができるかが、ガツガツ系の人とそうでない人の差のようだ。
こっちの人たちは、右手(利き手)にフォーク、左手にナイフという、通常とは逆のもち方をしている人が多い。
そしてスパゲッティも切り刻んで小さくして、ごはん(アホス)、煮豆(フェイジョン)と一緒にフォークの腹の側にのせていく。
このとき、左手のナイフで、お皿の手前側に堰(せき)を作っておいて、右手のフォークでお皿の上の料理をグイッと大量に引き寄せてくる。で、ナイフとフォークの間で圧縮しながら、口まで問題なく運べる状態に整えていくんです。
そしてそれを口に入れると、それを噛みながら、手は次のひと口分の用意をすすめていくのでした。
日本のように、お皿を口につけた状態で、ワッシワッシとかき込めると、もっと早く大量に食べられると思うのですが、だれも、けっしてお皿を持ち上げることはありません。
お皿を持ち上げないということは、彼らにとって、どうしても守らないといけない、基本中の基本のマナーなんでしょうね。
朝食: 今朝のブッフェレーンはクスクスとムングザー(どろりと甘いコーンスープ)。両方とも取って主菜のところに行くと、今日は腸詰の玉ネギ炒め(リングイーサ・アセボラーダ)か牛ひき肉煮(カルニ・モイーダ)。おねえさんが、おたま一杯にリングイーサを入れて待ち構えているので、選ぶ間もなく、それをついでもらった。バナナ、モルタデーラ入りパン1個とカフェオレ。たっぷりのリングイーサが予想以上に美味しい。玉ネギの部分もいい。食堂のおねえさんは、今日のリングイーサが美味しいことを知ってて、おたまにスタンバイして待っててくれたのかなあ。
昼食: 金曜日は煮込みの日。今日はリングイーサがたっぷりと入ったコジート(=煮込み)です。朝食で食べた炒めたリングイーサと、コジートに入っている煮込んだリングイーサでは、味も食感も異なるのが面白い。これはこれでうまいなあ。コジート以外は、パラパラごはん(アホス)、茶豆煮(フェイジョン)、パスタ、サラダ。そしてカジューのジュースと、デザートのスイカ(メランシア)。
夕食: 今日も屋台「シュハスキーニョ・バイアーノ」に行こうかと思っていたんだけど、アパートに着いた時点(午後7時前)で、まだやっと屋台が設置できたところといった状況。火が熾って食べられるのは8時過ぎぐらいかなあ。そんなわけで、まずアパートで『あたりめ』をつまみにビール(ボヘミア)を飲む。飲んでるうちに、外へ出る気もすっかり失せた。家にいるついでに食材の賞味期限を確認していたら、1月12日が期限の味のマルタイ『屋台九州味棒ラーメン』を2袋(4食分)発見。今宵はこれで〆とした。残りの3食も、早く食べなきゃね。
社員食堂の朝食 |
社員食堂の昼食 |
あたりめでビール |
味のマルタイ棒ラーメン |
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