ピッカーニャ・アルゼンチーナ |
いろんなところでおいしい肉が食べられるんだけど、ここの肉が一番おいしい。
素材そのものもいいんだろうけど、なにしろわき目もふらずに一所懸命に焼き上げる親父さんの姿勢がいい。肉から目を離しません。
だから焼き上がりがきれいし、火のとおり具合もちょうどいいんでしょうね。やわらかい焼肉が食べられます。
そして量がいい。
30~40センチぐらいある長いひと串に6~7切れの肉が刺されていて、それぞれがひと口で食べるのにちょうどいい大きさになっている。
だから肉汁も肉の中に閉じ込められているし、冷めにくいんですね。
シュラスコもおいしいんだけど、薄くそいで出してくれるから、急いで食べないと、すぐに冷めてしまうのです。
ただ、ひと串全体のボリュームはかなりなものなので、ひとりで2串も食べれば、もうお腹いっぱいになってしまうのが困りもの。
何人かでやって来て、分けっこしながら食べると、いろんな種類を食べることができます。
朝食: よしっ。今朝の社員食堂はクスクスだ。これも食べたかったんだ。クスクスといっても、ヨーロッパのようなデュラム小麦で作るものではありません。ブラジルのクスクスは、キャッサバ芋とトウモロコシの粉から作られているのです。そして主菜はシャルキ・ア・ブレジェイラという牛干肉の煮物。煮汁をクスクスにからめながら食べるのがうまい。チーズ入りパン1個とカフェオレ(カフェ・コン・レイチ)。果物はメロン。
昼食: 社員食堂で昼食。主菜は魚か牛肉が選べるところを、ブッフェレーンで実際に見てみて魚を選択。ペイシ・アオ・モーリョ・ジ・コーコ(PEIXE AO MOLHO DE COCO)といって、直訳すると「ココナッツソースの魚」。魚はどんな魚が出ても、ペイシ(PEIXE)という単語でくくられてしまうのが、肉食の国ならではかもなあ。これはおそらくティラピアのフライだと思う。ティラピアの白身は、日本人にもよく合うようで、大好きだ。主菜以外は、パラパラごはん(アホス)、茶豆煮(フェイジョン)、パスタ、サラダ。ふどうジュースに、クロカットというピーナッツのお菓子。果物はりんご(マッサン)だったんだけど、ピーナッツに引かれてお菓子を選択。
そうそう、ブラジル(ポルトガル語)では、りんごのことをマッサン(MAÇÃ)と言う。NHKの連続テレビ小説「マッサン」では、マッサンは、まさにこれから北海道にわたって、りんごジュース(スーコ・ジ・マッサン)作りを始めます。偶然の一致なんでしょうが、なんだか面白いなあ。
夕食: 同じアパートにやってきたSさん(新入社員のころから知ってる会社の先輩)と、目の前の公園の屋台「シュハスキーニョ・バイーアノ」に出かけると、同じ会社の人たち4人が、すでに飲み始めていて合流。ロングネッキ(小瓶のビール、5R$、225円)を4本と、カウジーニョ(小スープ、3R$、135円)、マミーニャ(牛肩ロース、4.50R$、203円)、ピッカーニャ・アルゼンチーナ(8R$、360円)で合計43.50R$(1,958円)、ひとり当たり21.75R$(979円)のところ、Sさんが支払ってくれた。ごちそうさまです。
社員食堂の朝食 |
社員食堂の昼食 |
「シュハスキーニョ・バイアーノ」 |
ボヘミアのロングネッキ |
カウジーニョ |
ピッカーニャ・アルゼンチーナ |
コステラモイーダ・コン・ベーコン |
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