羽田空港の「吉野家」で玉子かけ牛丼 |
羽田空港国際線旅客ターミナルにある「吉野家」で、牛丼(並)に生玉子をかけたのをいただいて、ブラジルに向けて再出発。2ヶ月ほどの一時帰国でした。
羽田空港から、フランクフルト(ドイツ)で乗り継いで、ブラジル最大の都市サンパウロへ。さらにそこから国内線に乗り継いで、レシフェへと向かうという、前後の時間も含むとおよそ36時間の行程です。
「なんでフランクフルト経由なの? 遠くなるんじゃないの?」
という質問をよく受けますが、地球儀でご確認いただけるとわかるように、実は地球の真裏まで、半円に近い状態でいけるコースのひとつなんですね。
羽田を出ると、日本列島を北上し、北海道の西岸をかすめながら、シベリア上空から北極海に入ります。そしてノルウェーやスウェーデンがあるスカンジナビア半島の東岸に沿って南下してフランクフルトに到着します。
フランクフルトで乗り継ぐと、今度はスペイン、ポルトガルの上空を通過し、アフリカ大陸の西岸に沿って南下。そして大西洋を渡って、ちょうどレシフェ(ブラジルの最東端)のあたりで、南アメリカ大陸の上空へと入ります。
ここで降ろしてくれると、レシフェに早く到着することができるのですが、そうはいかないんですねえ。
レシフェ上空を通過したあと、さらに2千キロほど南下して、サンパウロへ。そして国内線に乗り継いで、その2千キロ(飛行機で3時間ほど)を、もう一度、戻ってくるのでした。
時差12時間のブラジルに、なるべく時差ボケなしに行く秘訣は、最初のフランクフルトまでの12時間を眠らずに行って、その次のサンパウロまでの12時間で爆睡すること。理屈ではわかってるんだけどなあ。そのとおりに行けるかどうか。。。
まずは眠らずにフランクフルトまで行くぞ!
朝食: 「今日の朝食はなに?」とカミサンに聞くと、「肉うどんでも、焼きめしでも、どっちでもできるよ」のいう返事。私の中では、『肉うどん』は松山の、そして『焼きめし』は呉の、それぞれソウルフード。それを長年にわたってカミサンが作ってくれているうちに、両者ともすでにカミサンの味、わが家独自の料理として定着。私の新たなソウルフードとなっている。両方とも捨てがたい究極の選択(大げさ?!)の中で『焼きめし』を選択。『肉うどん』ならば、出発前にちょっと時間が取れれば、そこで食べられる可能性があると踏んだのだが、けっきょく、そんな時間は取れなかった。(改めて考えてみると、朝、『肉うどん』を食べて、『焼きめし』は弁当にして持っていくという手もあったなあ……。残念!)
昼食: 羽田空港内に数ある飲食店の中で、「これは食べておきたいというものがいいんじゃないの?」というカミサンの勧めに従って、「吉野家」の牛丼を食べることに決定。これまたレシフェにはないもんねえ。並の牛丼(420円)に、Bセット(お新香+みそ汁、130円)を付けて、さらに生玉子(60円)ももらう。合計610円の牛丼セットだ。生玉子をかけた牛丼のなんとうまいことよ。次に食べられるのは半年後か。
さらに出国手続きを終えたあとのビジネスラウンジで、『天ぷらそば』をもらって、一時帰国中の日本食の〆とする。さあ、ブラジルに向けて出発だ!
夕食: 席はジャンボ(B747)の2階。となりが空席ということもあって、ゆったりと過ごすことができる。離陸してしばらくすると、飲み物(ドイツビールを選択)とつまみ(袋入りのアーモンド)、そしてメニューが配られる。日本発の便とあって、機内食は和食も選べるんだけど、ブラジルに着いたらすぐに仕事が始まるので、この機内から洋食に切り替えていくことにした。
前菜は鶏むね肉とアスパラガスブルーテ、ベーコンラルドンとマッシュルーム、そしてサラダ。飲み物にはドイツの白ワインをもらう。飛行機は東北上空まで進んでいて、窓から見える夕焼けが美しい。
主菜は肉(牛フィレ肉ステーキ、えんどう豆のピュレ、小玉ねぎ、ポテト、ペリグルディーヌソース)と魚(スズキのポーチ、ロブスタームース、パクチョイ、軽くクリーミーな魚のナージュ)が選べるので、魚のほうをもらって、白ワインも同じものをおかわりする。
主菜のあとチーズとデザートが出されるが、チーズだけもらって、飲み物はポートワイン(Graham's Late Bottled Vintage Port)にした。今は北海道の上空にいる。最後にコニャック(Lheraud VSOP)をもらって〆。
自宅で焼きめし |
「吉野家」の牛丼 |
ラウンジで天ぷらそば |
これから搭乗する機体 |
離陸。いってきま~す! |
富士山はすぐにわかる |
食前にビールとナッツ |
前菜とドイツの白ワイン |
主菜はスズキのポーチ |
外は日が暮れてきた |
チーズとポートワイン |
コニャックで〆 |
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