うちの会社(造船所)は、もともとマングローブ林だったところを切り開いて作ったので、ところどころに自然が残っている。
社員食堂のさらに奥側にある小さな広場には、野生のカジュー(カシューナッツの実)が成っていたり、ヤシの木があったりと、亜熱帯の雰囲気が強く漂っている。
そんな木々の上に、サグィ(sagui)と呼ばれる、小さいサルが棲(す)んでいる。
こっちの人たちはサグィと呼ぶんだけど、一般的な英語の名称でいうと、コモンマーモセット(Common Marmoset)なんだろうな。
体長は20~30cmぐらいしかないんだけど、白黒の縞(しま)模様がある尻尾が0~40cmぐらいと、体よりも長い。
キィキィとちっちゃな声で鳴くのもかわいいね。
レシフェ(Recife)のとなりにある世界遺産の街・オリンダ(Olinda)には、このサグィがとっても多く生息してるんだそうで、街なかの電線の上にいるところがよく目撃されるそうだ。
朝食: 細切り鶏肉煮込み(iscas de frango ao molho、イスカス・ジ・フランゴ・アオ・モーリョ)、クスクス(cuscuz)、サツマイモ(batata doce、バタタ・ドーシ)、チーズパン(pão com queijo、パン・コン・ケージョ)、スイカ(melancia、メランシア)、カフェオレ(café com leite、カフェ・コン・レイチ)。
昼食: ブラジル風肉ジャガ(vaca atolada、ヴァカ・アトラーダ)、黒豆煮(feijão preto、フェイジョン・プレート)、ライス(arroz、アホース)、スパゲティ(macarrão espaguete、マカホン・エスパゲッチ)、サラダ(salada)、パパイヤ(mamão、ママォン)、アセロラ・ジュース(suco de acerola、スーコ・ジ・アセローラ)。ブラジル風肉ジャガは、牛肉とキャッサバ芋の煮物。だから本当は「ジャガ」じゃない。ところで、このブログでは、「キャッサバ芋」という名称を標準的に使ってきたんだけれど、ブラジルではこの呼び名は使わないらしい。ブラジル全土で標準的に使われるのは「マンジョッカ(mandioca)」、我われが住んでいる北東部(ノルデスチ)では「マカシェイラ(macaxeira)」と呼ぶのが普通なんだそうな。「タピオカ(tapioca)」の原料となる芋でもある。
夕食: 帰り道の渋滞が、また激しくなってきた。今日は、会社を出てからアパートの前に着くまで、2時間近くかかった。これだけかかると、ただバスに乗っているだけでも疲れてしまう。なにも作る気にならず、ミックスナッツで缶ビールを飲み始めて、そのまま朝のチーズパン2個で締めくくると、もう寝る時間だ。。。
社員食堂の朝食 |
細切り鶏肉煮込み |
社員食堂の昼食 |
ブラジル風肉ジャガ |
カジューの実を食べるサグィ |
尻尾が長~いのが特徴だ |
アパートで夕食 |
チーズパンで締めくくる |
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