土曜日の昼下がり。「ガレート・ペキン」で一杯飲んだ帰りに、海岸でくつろいでいたら、地元の子供たちが人懐っこく寄ってきた。
女の子たち二人はそれぞれ9歳。男の子は11歳だという。日本だと小学校4年生と6年生ぐらいだろうか。
ニコニコといろんなことを話しかけてきてくれるんだけど、その内容がちっともわからない。
男の子は「仕方ないなあ」といった表情で諦めムード。
でも、こんなに小ちゃくても、女の子たちは母性的なところがあるようで、こちらの言語能力を量りながら、じわじわと言葉のレベルを下げていってくれる。
そうしてやっと話すことができたのが、お互いの名前を聞いたり、年齢を聞いたりといった、ポルトガル語会話の教科書の、いちばん最初のほうに載っているような内容だったのでした。
やっぱり、私のポルトガル語は、まだまだこっちの3歳児のレベルにも達していないようだ。トホホ。
「この人、大人なのに、なんで言葉が話せないの?」みたいな、不思議そうな目で、子供たちがこっちを見ているのが印象的でした。
世の中に、ポルトガル語が話せない人がいるなんてことは、考えたこともないんだろうなあ。
まずは、目指せ小学1年生(6歳児)の語学力だな。
朝食: 土曜日は遅めに起きて、青汁とマテ茶で、モルタデーラ(ハム)とチーズをはさんだパンを2個。甘~いカフェオレがないことを、物足りなく感じるようになってきたなあ。
昼食: 「ガレート・ペキン」に出かけたら、なんと満席。さすが人気店だなあ。でもカウンターの端っこの方は、場所は空いているので、そこで立ち飲むことにした。
何度も来てるので、顔も認識されたようで、何人かの店員さんが、にっこりと微笑んでくれる。これはうれしいなあ。
まずはビール(SKOL大瓶7R$、315円)に、手羽(1R$、45円)を4個。
となりに立っている黒人のお兄さんは、立ったままガレート定食(プラート・エゼクチーボ)を食べている。拳銃こそ入っていないものの、腰には空のホルスター。昼飯を食べに来るのにあたって、銃ははずして置いてきたんだろうな、きっと。
ビールをおかわりして、つまみには腸詰(リングイッサ、4R$、180円)をもらおうと、「ウン・リングイッサ」と注文したら、店のおねえさんに、「ウーマ・リングイッサ、ネ?」と、ニッコリと言い直された。おっしゃるとおりです。
ポルトガル語には、男性名詞、女性名詞があって、それに合わせて数詞なんかの使い方も変わるんですね。むずかしい~。
2時間ちょっとの酒場浴。お勘定は22R$(990円)と、今日もセンベロでした。
夕食: 夕方になってもあまりお腹は空いていないので、冷凍していたごはんを温めて、納豆に、フリーズドライの野菜みそ汁、そして緑茶である。
軽めの朝食 |
「ガレート・ペキン」でビール |
このネジに引っかけて栓を抜く |
お通し(サービス)のポテトフライ |
手羽(Asa)4個 |
腸詰(Linguiça) |
ヴィナグレッチとファロッファで |
軽めの夕食 |
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