社員食堂の朝食(左下がマカセイラ) |
社員食堂の朝食メニューがマカセイラ(キャッサバ芋)のときは、ブッフェ・レーンに長い行列ができる。
ゆでたマカセイラは、煮汁ごと深めのバットで、ブッフェ・レーンに並べられている。
このバットの中のマカセイラを、ほとんどの人が1個1個フォークで突き刺したりしながら、じっくりと選ぶので、ものすごく時間がかかるのである。
「どれでも似たようなもんじゃん」
そんな思いから、私はいつも、目についたものをチャチャッと取るようにしていた。
見た目はどれもこれも、それほどの違いはないのだ。
ところが!
今朝チャチャッと取ってきたマカセイラは、大きく外れましたねえ。
中まで完全に火が通ってなくて、芋がコリッと硬いのです。こうなると全然おいしくない。
マカセイラのいいところは、ねっとりとした食感と、ほのかに広がる甘み。
そのねっとり感が、里イモほど強くなく、ジャガイモほど弱くなくてちょうどいい。
甘みもサツマイモほど強くなく、ジャガイモほど弱くなくて、これまたちょうどいい。
これが地元の人たちをして、「いくらでも食べられる」と言わせるほどのマカセイラの人気の理由なんだろうと思います。
でも火が通ってないマカセイラは、火が通ってないジャガイモとほとんど同じ。食感も悪ければ、甘みもない。
みんな、この状況を避けるために、いくつもの芋にフォークを突き刺しながら、火の通り具合を確認してたんだな。
私も今度からはフォークを使って、じっくりと選ぶことにしよう!
朝食: 干し肉煮込み、マカセイラ(キャッサバ芋)、モルタデーラ入りパン、スイカ、カフェオレ。
昼食: 魚のグラタン、フェイジョン(茶豆)、アホス(ごはん)、スパゲティ、サラダ、メロン、ジュース。主菜は「喜びの魚(Peixe à delícia)」という名前の魚のグラタン。これが本当においしくて大喜びした。
夕食: 今週からうちのアパートに引っ越してきたIさんと、目の前の公園にある屋台、「シュハスキーニョ・バイアーノ」で一献。いつものようにビールとカルジーニョ(小さい煮込み)から始めて、ミックス(牛・鶏・腸詰)、コラソン(鶏ハツ)、マミーニャ(やわらかい牛肉)などをもらう。今日はカシャーサが売り切れていて、おかみさんにすすめられるままに、アウカトラン(Alcatrão、5R$、225円)というカクテルをもらう。アウカトランを直訳するとタールだけに、どろりとした黒い飲み物なんだけど、これが甘い! でも、塩味の焼肉とはよく合う。公園では、地元の若者たちの殴り合いのケンカや、おまわりさんの仲裁なんかもあったりして、いつもとはまた違う屋台酒が楽しめた。お勘定は二人で38R$(1,710円)。ひとり当たり19R$(855円)という安さだった。
社員食堂の昼食 |
屋台で、まずは煮込みとビール |
初めて飲んだアウカトラン |
マミーニャとコラソン |
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