エビ串焼き@カマラダ・カマラオン |
日本から新たな来客があって、夜はエビ料理がおいしい「カマラダ・カマラオン(Camarada Camarão)」で懇親会。エビ串焼きや、カスキーニョ(カニ料理の一種)、エビのニンニク炒めなどなど。どれもおいしかったなあ。火曜日だけれど、白ワインをたっぷりといただきました。ちなみに、カマラオン(Camarão)というのは、ポルトガル語でエビのことです。
さてさて、先週末の経験値アップ第2弾。
土曜日に続いて、日曜日も、路線バスでマールホテルへと向かいます。
昨日と同じことの繰り返しなので、もう大丈夫。安心してバスに乗り込みます。
ブラジルの路線バスは、運転手さんの近くがひとつの区画になっていて、そこに8席分ぐらいの席がある。
その後ろ側にレジのような場所があって、車掌さんが座っていて、そこで運賃を支払うか、ICバスカードをピッとかざすと、遊園地の入口のような回転ゲートを回して、バスの奥へと進むことができる仕組み。バスの降り口は、バスの奥側にしかありません。
バスの料金は2.15R$(100円)ほど。
今日は小銭がないので、私が持っているお金の中では、もっとも小額紙幣である20R$札で支払おうとしたところ、なんと車掌さんがお釣りがないという。
(正確には、『何を言ってるんだかよくわからないものの、車掌さんの顔つきや身振り手振りから判断して、お釣りがないと言ってるに違いないと感じた』のです。)
で、車掌さんは、運転手の近く席のひとつを指さして、そこに座っておけという。
この車掌さんより前、運転手の近くにある8席分ぐらいの席は、65歳以上の老人や、身体に障害がある方のため、日本で言うとシルバーシート。バス料金も無料になるのです。
『他のお客さんが乗ってきて、お釣りができたら通してくれるのかな』
と思いながら、シルバーシートに座って待っているものの、一向に新しいお客が乗ってくる気配がないし、ぼちぼちと降りるバス停が近づいてきた。
「あのぉ。私はマールホテルに行きたいんだけど……」
と車掌さんに声をかけてみると、
「大丈夫だ。次の角を曲がった先で降りたら、マールホテルに一番近い。運転手の横にあるカメラに、20R$札をかざして降りろ」
と言ってるような気がする。
(えぇ~っ? お金払ってないけど、そんなんでいいのかなあ?)
と思ってるうちに、バスは角を曲がって、マールホテルの前に来た。
「ほら。ここだ、ここ。お札をかざして、まえの扉(乗り口)から降りるんだ」
と笑顔で教えてくれる車掌さん。運転手さんも、『これがカメラだ』というように、その機器を指し示してくれている。
言われるがままに20R$札をレンズに向けて広げ、そのまま前の乗り口から降りた。
ただ(無料)でここまで来ちゃったなあ。
あとで、会社の日系の人に聞いてみると、65歳以上の人や、身体に障害がある人も、それを証明する書類を運転手横のカメラにかざして降りることになっているんだそうな。
私の場合も、「けっして無賃乗車ではなくて、お金は持ってるんだけど、バスにお釣りがなかったんだよ」ということを示すために、20R$紙幣をカメラにかざした、ということなんですね。
そんなわけで、小銭がなくてもバスに乗れるし、その場合に、もし車掌さんのところにお釣りがなくても、例外的になんとかなる、ということがわかった路線バスの旅となったのでした。
朝食: ミックスシチュー、マカセイラ(キャッサバ芋)、モルテーダ(ハム)入りパン、メロン、カフェオレ。マカセイラは、タピオカの原料となる芋。でんぷん質の、ねっとり、とろりとした食感がいいんだな。
昼食: 鶏肉パン粉揚げ、フェイジョン(煮黒豆)、アホス(ごはん)、ファロッファ(芋の粉)、スパゲティ、サラダ(トマトと玉ネギ)、バナナ、ジュース。鶏肉パン粉揚げは、唐揚げとも天ぷらとも違う、新しいタイプの揚げもの。
夕食: 「カマラダ・カマラオン」で懇親会。
社員食堂の朝食 |
社員食堂の昼食 |
「カマラダ・カマラオン」のリゾット |
たっぷりとエビ料理 |
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