今夜の夕食は、カシャーサの青汁割りで、ハムをはさんだパンを2個。
カシャーサ(Cachaça)は、サトウキビから作られるブラジルの蒸留酒。
同じサトウキビから作られる酒として、ラム酒や、日本の黒糖焼酎がありますが、それぞれ製法が異なるため、味わいや香りが違います。
このカシャーサ。生(き)の状態(=ストレート)にレモンやライムを搾り入れていただいたり、カイピリーニャ(Caipirinha)という甘酸っぱいカクテルにしていただいたりすることが多いのですが、今日は焼酎を青汁で割るように、カシャーサを青汁で割ってみたのでした。
焼酎にナショナル・ブランド(全国に流通しているもの)と、いわゆる地焼酎(特定の地域で飲まれているもの)があるのと同じように、カシャーサにも全国区のものと、地方区のものが存在します。
ブラジル全土に広く知られている銘柄のひとつが「51」(シンクェンタ・イ・ウン、Cinquenta e Um)。サントリーが輸入代理店となっているので、日本でも簡単に手に入れることができます。
今日、飲んでいるカシャーサは、地元ペルナンブコ州で作られている地カシャーサ「PITÚ」(ピトゥ)です。地カシャーサというには有名になり過ぎてて、もはや全国区。日本でも手に入るらしいです。
「PITÚ」の、一番最後の「U」の上についている「’」は、アクセント符号といって、その音を強く発音することを示しています。だから「ピトゥ」と、後ろ側を強く発音します。
「pitú」というポルトガル語の単語はありません。
アクセント符号を取った「pitu」(ピトゥ)は海老(えび)という意味の単語。だからボトルのラベルにも海老の絵が描かれてるんですね。お酒の中に海老が入っているわけではありません。
ちなみに、サントリーのホームページで調べてみると、「51」の日本国内での希望小売価格は1,800円(1リットル瓶)。けっこう高級なお酒の仲間です。
ところが、うちのすぐ近くにあるスーパーでは、「PITÚ」も「51」も、どちらも1リットル瓶が4.99レアルで売られています。日本円にすると225円です。桁を間違えているわけではありませんよ。本当に225円。日本の8分の1の価格で売られているんです。
こんな値段でお酒が売られてるのがおもしろいですよねえ。まさに国民酒だ。
朝食: シャルケ・ア・ブレジェイラ(塩漬け牛肉煮込み)、クスクス、ムングザー(トウモロコシの甘味スープ)、モルタデーラ入りパン、パパイヤ、カフェオレ。シャルケとクスクスがよく合う。
昼食: ポルトガル風牛レバーのイスカス、フェイジョン(煮茶豆)、アホス(ごはん)、スパゲティ、サラダ(ニンジン、トマト)、バナナ、ジュース。主菜にレバーのイスカスを選ぶと、「これでもか」というぐらい、たっぷりと盛ってくれた。がんばって食べましたよぉ! 満腹じゃ。
夕食: 昼食がボリュームたっぷりだったので、夕食はカシャーサの青汁割りで、パンを2個いただいただけ。
社員食堂の朝食 |
社員食堂の昼食 |
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