いよいよこの旅の主目的地、マチュピチュへと向かう。
マチュピチュには空港がないので、クスコで一泊したあと、そこからマチュピチュまでの約110kmを、車と列車で移動するのである。
午前6時前にクスコ市内のホテル(上図右下)を出発し、マチュピチュ駅(上図左上)に着くのは午前10時前。約4時間の行程だ。
クスコのポロイ駅の標高は約3,500m、マチュピチュ駅の標高は約2,000mなので、ウルバンバ川に沿って、約1,500mを下っていくという行程になる。
クスコの朝は早い。午前6時前の出発に備えて、5時半には食堂で朝食である。
このホテルに泊まっている人の多くは、これから一緒にマチュピチュに向かうので、ほとんどの人が同じごろに食堂にやって来る。
クスコからマチュピチュに向かう列車は、クスコ発が06:40、07:42、08:25、09:05という4本しかない。
マチュピチュでゆっくりと過ごそうと思うと、朝一番(06:40発)の列車がいいので、みんなそれを目指すのである。(列車は全席指定の事前予約制です。)
6時15分ごろに駅に到着すると、駅舎の中はすでに大勢の観光客でごった返している。
ホームにはすでに我われが乗る列車が停まっている。
この駅が始発駅なので、みんな、ここから乗り込むのである。
午前6時半。乗車開始。
この列車はビスタドーム(Vistadome)といって、車両の天井部分もガラス張りになっていて、上空まで見渡すことができるようになっている。
上空が見えることのありがたさは、マチュピチュに近づいてからわかった。
午前10時前、マチュピチュ駅に到着。
マチュピチュ駅のすぐ目の前に、ズドンとそびえるこの山のてっぺんが、空中都市マチュピチュである。
こんなに近くから見上げても、空中都市の片りんさえ感じさせないのがすごいなあ。
この場所から、空中都市マチュピチュまでの標高差は約400m。ここからはシャトルバスで約30分である。
ホテルでの朝食は果物から |
ソーセージやごはんなど |
カフェオレで締めくくる |
旅行会社のバンでポロイ駅に移動 |
ポロイ駅に向かう途中、雪山が! |
車窓には朝もやの牧場が広がる |
7時過ぎにテーブルがセットされ |
軽食が出される |
デザートは必須なんですね |
標高差がある場所でスイッチバック |
周囲の山も高くなってきた |
ウルバンバ川に沿って走る |
唯一の途中駅、オリャンタイタンボ |
山が高くなり天窓が効果を発揮 |
山頂に雪を頂く山も現れた |
天窓からでも山頂が見えない |
車内販売もやって来る |
マチュピチュ駅前はお土産屋だらけ |
駅前は温泉地のような風情だなあ |
シャトルバスで空中都市に向かう |
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