2015年1月31日土曜日

地平線が見渡せる広大な平地

アパートの窓から西を見る

 アパートの東側は、ぜ~んぶ大西洋なんだけど、逆に西側は、ぜ~んぶ南アメリカ大陸。

 近くに高い山がないので、地平線上に遠くの街が見える。これは日本ではあまり見ることができない光景かもしれないなあ。

 ちなみに地平線上に並ぶ街の灯りの手前側に、灯りがまったくなくて、黒々と見える地帯が広く続いているのは、市立マングローブ自然公園(Parque dos Manguezais、パーク・ドス・マングーザイス)だ。300ヘクタール(300万平米、東京ドーム64個分)以上の広さがある。


朝食: 炒めたベーコンと目玉焼き(電子レンジ)、そして乾燥ネギを入れた『屋台「九州味」棒ラーメン』(味のマルタイ)。ベーコンが塩辛い。でも切ってるときは「なんでこんなに硬いんだ」と思っていたベーコンの表面の部分が、実は豚の皮だった。これはいいね。これをもって1/13(火)が賞味期限だったラーメンはすべて完食。やったね!と思いきや、残っている2袋(4食分)の賞味期限が1/20(火)と、これらも過ぎてしまった。もう少し、とんこつラーメン月間を続けないといけないなあ。

昼食: ハムパンとオニオンスープ。食後にスイカ。スイカは、午前中にSさんと「オリエンタル」(日本食材店)や「フルータリア」(果物・野菜が充実しているスーパー)に買い物に行ったときに、Sさんが買ったのを分けてくれたものの一部。スイカは会社の食堂でよく出るので、平日はほぼ毎日のように食べている。それと比べても、このスイカは実の密度も、糖度も高くて、ものすごくうまい。こんな頻度でスイカを食べるのは、生まれて初めてだ。

夕食: 近くの公園の屋台「シュハスキーニョ・バイアーノ」で、ビール(550ml缶、6.00R$、270円)を飲みながら、スープ(カウジーニョ、3.00R$、135円)、野菜マリネ(ヴィネグレッチ、1.50R$、68円)、牛肩ロース(マミーニャ、4.50R$、203円)、そして牛カルビ(コステラ、4.00R$、180円)。別のアパートに住んでいる、同じ会社の日本人もやって来て合流。途中で急な雨が降ってきて、みんなで屋台の傘の下で、短時間の雨宿りをしたのもおもしろかった。お勘定は22.00R$(990円)。他の3人のお勘定も、3人で56.00R$(2,520円)、ひとり当たり18.67R$(840円)。ここはやっぱり美味しいし、安いなあ。

朝は屋台「九州味」棒ラーメン
ベーコンと玉子入りのラーメン
昼はハムパンとオニオンスープ
食後にSさんからもらったスイカ
昼間は静かな公園なのに、
夜は屋台が出て、客も増える!
近くのアパートん住んでいる、
若手社員たちもやって来た!
スープとビール
野菜マリネと牛肩ロース
牛カルビ(牛バラ肉)
急な雨に、屋台の下で雨宿り

2015年1月30日金曜日

大西洋の夜明け


 南緯8度と、赤道に近いレシフェ(Recife、ヘシーフィ)では、太陽は、真東の大西洋の水平線から垂直に昇ってくる。そしてそのまま真っすぐに昇り続け、天頂を通過したら今度は垂直に降下して、真西の地平線に沈んでいくのである。

 だから、朝焼け、夕焼けの時間はとても短い。

 朝の支度をしながら、アパートのベランダから見えた『朝焼けを伴った朝日』がとてもきれいだったので、思わず写真を撮った。意外と珍しい瞬間だ。

 そうそう。太陽がてっぺんを通っていくので、こっちの建物には「南向き」なんて概念はないんですよ。

 うちのアパートは(他の海岸べりの建物と同じく)東向きに建てらている。なので、午前中に陽射しがどんどん入ってきて暑くなる。午後は日陰になって、海風がどんどん入ってくるので、常夏の気候なんだけど涼しいのだ。


朝食: 牛肉煮込み(Guisado、ギザード)、クスクス(Cuscuz)、チーズパン(Pão com Queijo、ポン・コン・ケイジョ)、バナナ(Banana)、カフェオレ(Café com Leite、カフェ・コン・レイチ)。ギザード(Guisado)を翻訳するとシチュー。ほぼ牛肉煮込みと言っていいぐらい、牛肉密度が高い。その中に入っているニンジンを、きっちりと皿の隅っこに取り分けて残しているブラジル人が多いのがおもしろい。身体はすごく大きいのに、まるで子供みたいだ(笑)。

昼食: 牛もつ煮込み(Dobradinha、ドブラジーニャ)、茶豆煮(Feijão Mulatinho、フェイジョン・ムラチーニョ)、ごはん(Arroz、アホス)、スパゲティ(Macarrão Espaguete、マカホン・エスパゲッチ)、サラダ(Salada)、パパイヤ(Mamão、ママオン)、アセロラジュース(Suco de Acerola、スーコジ・アセローラ)。ドブラジーニャ(Dobradinha)の元々の意味は「ダブル」、つまり「二重」。胃の壁が、内壁と外壁の二重構造になっているので、胃の煮込みのことをドブラジーニャというようになったらしい。でも、会社のドブラジーニャにはブラジルソーセージ(リングイッサ)や豆なんかもたくさん入っていて、内臓がそんなに好きじゃない人でも食べやすいようになっている。個人的には、もっと内臓が多いほうが好きなんだけどなあ。

夕食: レストラン・バーの「ジロ・プライア(Giro Praia)で、会社のMさんの誕生祝いの飲み会。ポルトガル語はほとんどわからないので、まわりの人たちとの会話は英語です。ブラジルにいると、ポルトガル語はこれからがんばるとして、英語も話せないと意思疎通が図れないのでした。お誕生日、おめでとう!>Mさん

社員食堂の朝食
社員食堂の昼食
「ジロ・プライア」
よく冷えた生ビールで乾杯
Mさんの誕生祝
見上げる空にはオリオン座

2015年1月29日木曜日

料理が美味い、「ガイアムン・ジゲンチ」

ピッカーニャ・コン・フリッタス

 「ガイアムン・ジゲンチ・プライア(Guaiamum Gigante Praia)」の『ピッカーニャ・コン・フリッタス(Picanha com fritas)』(ランプ肉のポテトフライ添え、65.00R$、2,925円)がうまい。

 ここは値段も(この地域としては)そこそこするんだけれど、ボリュームもあるので、実はそれほど高くつかないのだ。

 今日も7人で3品の料理を注文すると、もう十分。

 飲み代も含めて、ひとり当たり3,200円(70レアル)ほどだった。


朝食: ブラジルソーセージの玉ネギ炒め(Linguiça Acebolada)、クスクス(Cuscuz)、甘いコーンスープ(Munguzá)、ハムパン(Pão com Mortadela)、スイカ(Melancia)、カフェオレ(Café com Leite)。塩辛くて苦手だったブラジルソーセージ(リングイッサ)なんだけれど、最近、とても美味しい。身体が塩っ気に慣れちゃったのかなあ。。。

昼食: 今日の昼食の主菜は、肉じゃがのような牛肉の煮物(Vaca Atolada)が出るはずだったのに、食堂に行ってみると、登場頻度の高い牛肉の玉ネギ炒め(Bife Acebolado)に変わっていた。もうひとつの主菜であるチキン・オーブン(Frango ao Forno)は変わらず。黒豆煮(Feijão Preto)、ごはん(Arroz)、スパゲティ(Macarrão Espaguete)、サラダ(Salada)、メロン(Melão)、パイナップルジュース(Suco de Abacaxi)。牛肉が、ナイフでも切れないほど硬かった。

夕食: 会社の人たちと7人で、公園の屋台「シュハスキーニョ・バイアーノ」に行く予定だったんだけど、雨が降っていたので第二候補の「ガイアム・ジゲンチ・プライア」で飲むことになった。飲食代の448.80R$に、サービス料が44.88R$(10%)ついて、お勘定は493.68R$(22,216円)。ひとり当たり70.53R$(3,174円)。

社員食堂の朝食
社員食堂の昼食
ルーラ・モルスコ
カシャーサ・プレミアム
ムケッカ・シンフォニア・マリーチマ
大きな鍋に魚介類がたっぷり
カシャーサ・プレミアムおかわり!
人気のプチ・ガトウ
私はココ・シャーベット
お勘定(レシート)

2015年1月28日水曜日

ブラジルにもヤクルトがあった

ヤクルトと青汁

 同じアパートに住むTさんと一緒に買い物に行ったら、Tさんがヤクルトを買っていたので、私も購入。

 っていうか。ヤクルト、こっちにもあったんだ! はじめて知りました。

 「毎朝ヤクルトを1本ずつ飲んでるんだよ」とTさん。

 なるほどなあ。

 私も毎日、乳酸菌入りの青汁を飲んでいるんだけど、それに加えてヤクルトも飲んでみようかな。

 乳酸菌って、取り過ぎると良くない?

 朝と晩に分けて飲んだほうがいいのかな?

 そんなことを考えながらも、今日はとりあえず、二つをいっぺんにいただきました。


朝食: 労働局への届け出手続きのため、アパートで朝ごはん。冷凍ごはんに、きのこのみそ汁(インスタント)、納豆玉子焼(電子レンジ)、小梅、青汁、ヤクルト。水ボトル(20L、10R$、450円)の水が底をついた。一時帰国期間を抜くと、この1本が1ヶ月ぐらいもつのかな。会社から帰ってきたら、新しい水ボトルを持ってきてもらうことにしよう。なにしろ水道水の水は飲めないので、ミネラルウォーターは必需品なのだ。

昼食: 労働局の手続きは10時ごろ終わり、11時過ぎには会社に着いた。今日の主菜は、鶏切り身の玉ねぎとリンゴ炒め(Filé de Frango Assado com Maçã e Cebola)。鶏肉は外れがないなあ。

夕食: 午後7時にアパートに到着し、フロントで水をたのむと、8時に持ってきてくれるとのこと。シャワーを浴びて、千葉産落花生でビールを飲みながらくつろいでいると水がきた。20Lで10R$(450円)。ツナ缶で、にんじんしりしりっぽいニンジン炒めを作って、ごはん。

アパートで朝食
社員食堂の昼食
千葉産落花生でビール
にんじん炒めで〆

2015年1月27日火曜日

砂糖たっぷりの濃いコーヒー

各職場に置かれるコーヒー

 会社の各職場や、主要な会議室には、必ず二つのコーヒーが置かれています。

 ふたつのうち、ひとつは砂糖入り(com açúcar、コン・アスーカ)、もうひとつは砂糖抜き(sem açúcar、セン・アスーカ)です。

 基本は砂糖入りのほう。

 そしてそのコーヒーは、ものすごく濃い。(砂糖抜きのほうをストレートで飲むと、その濃さに驚きます。)

 この濃いコーヒーに、たっぷりと砂糖を入れると、甘みの奥から、コーヒーの旨みが感じられるようになるんですね。

 一度このコーヒーに慣れると、クセになります。

 2ヶ月ほどの一時帰国中に何度か、この甘いコーヒーが飲みたいと思いました。日本のコーヒーに砂糖を入れても、こうはならないんです。

 じゃ、基本じゃない砂糖抜きのほうはどう飲むのかというと、右下にある赤いキャップの液体。これを入れるんです。

 この液体は人工甘味料です。摂取しても熱量(カロリー)とならないため、太り過ぎを気にしている人や、糖尿病の心配がある人は、こちらを飲むんです。

 この人工甘味料、数滴で、ものすごく甘くなるという、ものすごい効き目です。


朝食: 塩漬け干し肉煮(Charque à Brejeira、シャルキ・アブレジェイラ)、キャッサバ芋(Macaxeira、マカシェイラ)、ハムパン(Pão com Mortadela、ポン・コンモルタデーラ)、スイカ(Melancia、メランシア)、カフェオレ(Café com Leite、カフェコンレイチ)。ものすごく久しぶりのキャッサバ芋だ。キャッサバ芋は、ジャガイモとサツマイモの中間的な味わい。甘みはあるんだけれど、甘すぎない(=サツマイモほど甘くない)。けっこう淡白なんだけど、淡白過ぎない(=ジャガイモよりもコクがある)。ちょうどいいバランスが、みんなに人気の理由なんだろうな。

昼食: 魚とポテトの玉子とじ(Peixe ao Bras、ペイシ・アオ・ブラース)、黒豆煮(Feijão Preto、フェイジョン・プレート)、ごはん(Arroz、アホス)、スパゲティ(Macarrão Espaguete、マカホン・エスパゲッチ)、サラダ(Salada)、メロン(Melão)、パッションフルーツジュース(Suco de Maracujá、スーコジ・マラクジャー)。レシフェ地方では、先に煮豆(フェイジョン)をついで、その上にごはん(アホス)を盛るのが標準のようだ。ブッフェレーンも、その順に並んでいる。私も昨日から、その取り方をしてみている。

夕食: アパートで、千葉産落花生でビール(ボヘミア)。〆にハムパン2個と、豆腐と野菜のみそ汁。これでみそ汁が終了。

社員食堂の朝食
社員食堂の昼食
千葉産落花生でビール

2015年1月26日月曜日

月曜日の朝はクスクス

社員食堂の朝食

 社員食堂のメニューは、月曜日の朝10時ぐらいに、今週いっぱいの分が発表されます。

 したがって、月曜日の昼食以降の食事については、何が出るのかを事前に把握することができるのですが、月曜日の朝だけがわからなくて、「行ってみてのお楽しみ」状態になっているのです。

 が、しかし!

 パターンは完全につかめてきましたね。

 月曜日の朝食は、必ずクスクス(キャッサバ芋とトウモロコシの粉で作ったパサパサの料理)が出るんです。

 クスクスが出るということは、主菜はほとんどの場合、煮物っぽい料理ですね。

 ある程度の汁っ気がないと、クスクスがまとまらなくて、食べづらいから。

 そして予想どおり、今朝も小切鶏肉の煮込みとクスクスでした。

 ブラジルの鶏肉は、まず外れがない。どの鶏料理も美味しいんです。今朝の小切鶏肉の煮込みもいいですねえ!

 いまや月曜日の朝のクスクスは、私の楽しみのひとつになっています。


朝食: 小切鶏肉の煮込み(Isca de Frango ao Molho、イスカジ・フラーンゴ・アオモーリョ)、クスクス(Cuscuz)、チーズパン(Pão com Queijo、ポン・コンケイジョ)、バナナ(Banana)、カフェオレ(Café com Leite、カフェコンレイチ)。

昼食: 牛カツ・トマトソースチーズ焼き(Bife a Parmegiana、ビッフィ・ア・パルメジャーナ)、茶豆煮(Feijão Mulatinho、フェイジョン・ムラティーニョ)、ごはん(Arroz、アホス)、スパゲティ(Macarrão Espaguete、マカホン・エスパゲッチ)、サラダ(Salada)、スイカ(Melancia、メランシア)、アセロラジュース(Suco de Acerola、スーコジ・アセローラ)。

夕食: 豆腐と野菜のみそ汁(Sopa de Miso de Tofu e Legumes)をスープ風に。納豆玉子焼き(Natto Omelete)とチーズパン(Pão com Queijo)2個。

社員食堂の昼食
アパートで夕食

2015年1月25日日曜日

日曜の昼は「ガレート・ペキン」

「ガレート・ペキン」

 今週も、日曜日の昼は「ガレート・ペキン」。

 今日は1月からブラジルに来られたSさんと一緒に、奥のテーブル席の一角に陣取って、ボヘミア・ビール(大瓶、8.00R$、360円)で、まずは手羽先(1.00R$、45円)を二人で8本。

 ここの手羽先は、日本のに比べるとかなり大ぶりなので、食いでがあります。

 ビールをもう1本もらって、手羽先もさらに8本。

 サービスでポテトサラダや、ビネグレッチ(トマトと玉ネギの酢漬け)、ファロッファ(キャッサバ芋の粉)も出されるので、これでもう満腹。

 お勘定が二人で32.00R$(1,440円)、ひとり当たりだと16.00R$(720円)と安いのもうれしいですね。どうもごちそうさま。


朝食: 炊き立てごはんと納豆、昨日作った豆腐と野菜と松山揚げのみそ汁、そして青汁。納豆は昨日、「オリエンタル」で買って来たもの。ごはんは2合炊いて、朝食分以外は冷凍用容器で保存。

昼食: 昼はSさんと「ガレート・ペキン」。いつものバタタ・フリッタに加えて、ファロッファとヴィネグレッチ(共にお椀)もサービスで出してくれた。ここの手羽先は本当にうまいっ。

夕食: 昨日作った五目ちらしと、昨日作ったみそ汁。ハムエッグは、電子レンジ調理器で作ったもの。昨日の朝作った五目ちらしは、これで完食。おいしくいただきました。

炊き立てごはんで朝食
テーブル席用のメニュー
まずは手羽先8本
さらに、おかわり8本
カウンター席もにぎわっている
夕食。右上がハムエッグです。