2015年7月31日金曜日

アパートで「たこ焼き」の集い


 3週間ほど日本に一時帰国していたI重さんが、レシフェに戻ってきた。

 そしてなんと、日本から電気式の「たこ焼き器」を持ってきてくれたのである。

 そこで今日は、大容量の変圧器があるI和泉さんの部屋に集まって、「たこ焼き」の集いだ。


 たこ焼きを作ってくれるのはI重さん。みんなが集まるより前に、粉を溶いたり、キャベツを刻んだりと大いそがし。キャベツを刻むための手回し式のフードプロセッサーも、今回、日本から持ってきてくれたのだ。


 半球になった下側に火が通ったら、竹串でクルクルと回していく。少しずつ回しながら、まん丸に、そして焼きムラがないように仕上げていくことが重要なんだって。


 さすがI重さん。こんなにきれいに焼き上がりました。


 お皿に盛って、お好み焼きソースとマヨネーズをかけ、カツオ節と青のりをふりかけたら、できあがり。

 熱々のところを、ハフハフと口の中で転がしながら食べるのがおいしい。

 何年ぶりだろうなあ、たこ焼き。まさかブラジルでたこ焼きを食べるとは思わなかったなあ。

 機器の準備から、材料の準備、そして調理。なにからなにまで、ありがとうございました。>I重さん

 早くも、次の機会を楽しみにしております(笑)。


朝食: カップヌードル+ごはん。遅くまで、たくさん飲んだ翌日は、汁っけのある軽めの朝食。基本のカップヌードルがうまし!

昼食: 昼から冷たいビールが飲みたくなって、塩ピーナッツをつまみにビール。温めたチーズパン2個と青汁で、昼食終了。

夕食: I和泉さんの部屋に、K野さん、N西さん、I重さん、S田さんと私の、合計6人が集まって「たこ焼き」の集いだ。それぞれが料理も持ち寄ったので、けっこうな量になった。アパートで飲むときも、ビールのあとは、カイピリーニャである。たこ焼きのみならず、カイピリーニャもI重さんが上手に作ってくれた。

朝食はカップヌードル
昼は冷たいビールが飲みたくて…
ビールのあと、チーズパンと青汁
ブラジルも今宵はブルームーン
たこ焼きの集いは、冷奴でスタート
セロリのきんぴら、きゅうり漬物
セロリのサラダ
セロリの漬物
大根とホタテのサラダ
ミートボール
麻婆茄子を作るI和泉さん
K野さん、N西さん
I重さん、S田さん
麻婆茄子(マーボナス)
炊き込みごはん
野菜スープ

2015年7月30日木曜日

マンハッタン・カフェ・チァートロ


 来週から3週間ほど一時帰国するN口さんの小さい送別会で「マンハッタン・カフェ・チァートロ(Manhattan Café Theatro)」へ。

 今日は歌手が二人来るということで、入場料(ミュージック・チャージ)はひとり90.00R$(3,360円)。

 通常(歌手ひとりの場合)は、入場料は50.00R$(1,870円)だそうだ。有名な歌手が来る場合には、入場料が200.00R$(7,460円)になることもある。

 まずはビールをもらって、料理は店員さんにおすすめを聞いて、チーズの盛り合せ(tábua de frios、ターブァ・ジ・フリオス、59.00R$、2,200円)と、サイコロステーキとフライドポテト(filetinos ao vinho com batatas fritas、フィレーチノス・アオ・ヴィーニョ・コン・バタタス・フリッターズ、59.00R$、2,200円)を注文。


 夜9時半をまわって、店内の客席がほぼ埋まってきたところでショーが始まった。

 最初は店の専属歌手たちが、徐々に場を盛り上げていって、最後にゲスト歌手(今日の場合は2人)が出てくるという流れ。

 砂糖抜きのカイピリーニャ(caipirinha sem açúcar、カイピリーニャ・セン・アスーカル、15.00R$、560円)を飲みながらショーを楽しんだ。


朝食: ブラジル・ソーセージ(linguiça acebolada、リングイッサ・アセボラーダ)、クスクス(cuscuz)、チーズパン(pão com queijo、パン・コン・ケージョ)、メロン(melão)、カフェオレ(café com leite、カフェ・コン・レイチ)。メニューにはリングイッサ(linguiça、生腸詰)と書かれているけど、実際にはカラブレーザ(calabresa)。ブラジル・ソーセージのときは、もう一つの主菜として必ず牛ひき肉煮(carne moída、カルニ・モイーダ)が並んでいる。メニューでは甘いコーンスープ(canjica、カンジーカ)も出ることになっていたんだけど、なかった。先に食堂に来た人たちの中にはコーンスープを食べてる人もいるので、早々となくなったんだろうな。

昼食: フェイジョアーダ(feijoada)、ライス(arroz、アホース)、ファロッファ(farofa)、サラダ(salada)、チョコレートケーキ(bolo de chocolate com cobertura de chocolate、ボーロ・ジ・ショコラッチ・コン・コベルトゥーラ・ジ・チョコラッチ)、マンゴー・ジュース(suco de manga、スーコ・ジ・マンガ)。もう一つの主菜はグリルド・チキン(filé de frango grelhado、フィレ・ジ・フランゴ・グレリャード)。ブッフェレーンの茶豆煮(feijão mulatinho、フェイジョン・ムラチーニョ)やスパゲティ(macarrão espaguete、マカホン・エスパゲッチ)は取らなかった。今日の果物はリンゴ(maçã、マッサン)の予定だったのに、デザートゾーンにはチョコレートケーキしかなかった。そういえば、フェイジョアーダなのにケール炒め(couve、コウヴィ)もなかったなあ。

夕食: 夜は3週間ほど一時帰国するN口さんの小さい送別会で、I泉さん、K藤さんも含めて4人で「マンハッタン・カフェ・チァートロ(Manhattan Café Theatro)」。入場料(ミュージック・チャージ)はひとり90.00R$(3,360円)。午後8時半から11時半まで、3時間ほど楽しんで、入場料以外のお勘定は4人で399.30R$(14,900円)。ひとり100.00R$(3,730円)ずつだった。アパートが違う3人と別れ、トコトコと歩いて帰っていると、雨が降ってきたのでバス停で20分ほど雨宿り。ここで日付が変わった。雨も上がって、アパートの前までたどり着くと、まだ公園の屋台「シュハスキーニョ・バイアーノ(Churrasquinho Baiano)」が営業中。カシャーサ(3.00R$、110円)をダブルでもらって、まずは牛肉(carne、カルニ、4.00R$、150円)を注文。このカルニが、この店の基本的な串焼きだ。赤身の牛肉をしっかりと味わうことができる。続いて干し肉(charque、シャルキ、5.00R$、190円)を注文するも、本日、仕入れなし。肩ロース(maminha、マミーニャ、4.50R$、170円)もなし。牛バラ肉(filé de costela、フィレ・ジ・コステラ、4.00R$、150円)をもらった。午前1時過ぎまで、1時間ほど滞在。お勘定は14.00R$(520円)だった。(本日のレート:37.32円/R$)

社員食堂の朝食
カラブレーザ(calabresa)
社員食堂の昼食
フェイジョアーダ(feijoada)
「マンハッタン・カフェ・チァートロ」
まずはビールで乾杯!
チーズの盛り合せ
サイコロステーキとフライドポテト
お通しのガーリックトースト
カイピリーニャ
そしてショーが始まった
夜が更けるにつれて増える客
急な雨でバス停で雨宿り
「シュハスキーニョ・バイアーノ」
カシャーサと牛肉串焼き
牛バラ肉串焼き

2015年7月29日水曜日

カシャーサ51オウロ


 今日のカシャーサは、「カシャーサ51オウロ(cachaça 51 ouro)」。

 「オウロ(ouro)」というのは、英語の「ゴールド(gold)」、つまり「金」のこと。

 普通の「カシャーサ51」が無色透明なのに対して、「カシャーサ51オウロ」は、ウイスキーのように琥珀色(こはくいろ)をしている。

 このタイプになると、何かと混ぜたりするよりも、ストレートでキュッといくほうがいい。

 「カシャーサ51」の1リットル瓶が、それぞれ6.90R$(約250円)なのに対して、「カシャーサ51オウロ」は10.90R$(約400円)と、ちょっと高級品である。それでも1リットル瓶が400円というのは安いよね!

 ちなみに「カシャーサ51」は、サントリーが輸入販売しているので、日本国内でも手軽に飲むことができる。

 そのかわり、国内だと1リットル瓶の希望小売価格は1,800円と、ブラジルの約250円と比べると7.2倍も高価なのである。

 カシャーサ51の公式サイト公式facebook

『カシャッサ(ポルトガル語:Cachaça、カシャーサとも)は、サトウキビを原料として作られる、ブラジル原産の蒸留酒。またPinga(ピンガ)などとも呼ばれる。

 現在、世界で第2番目に多く消費される蒸留酒。ブラジル全土で生産されているが、特にミナス・ジェライス州が多いとされる。なお、同じくサトウキビを原料とする西インド諸島原産のラム酒とは同類系統の蒸留酒であり、広義ではラム酒の仲間と解釈される(ただしブラジルではこれを敬遠し否定する)。』(ウィキペディアより)


朝食: 牛干し肉煮込み(charque à brejeira、シャルキ・ア・ブレジェイラ)、クスクス(cuscuz)、キャッサバ芋(macaxeira、マカシェイラ)、ハムパン(pão com mortadela、パン・コン・モルタデーラ)、パパイヤ(mamão、ママォン)、カフェオレ(café com leite、カフェ・コン・レイチ)。やった。久しぶりのキャッサバ芋だ。キャッサバ芋のことは、ブラジル全土ではマンジョッカ(mandioca)と呼ぶ。我われが住んでいる北東部(ノルデスチ)あたりだけが、マカシェイラ(macaxeira)という呼び方をするらしい。

昼食: 焼肉(bife grelhado、ビッフィ・グレリャード)、茶豆煮(feijão mulatinho、フェイジョン・ムラチーニョ)、ライス(arroz、アホース)、スパゲティ(macarrão espaguete、マカホン・エスパゲッチ)、スイカ(melancia、メランシア)、アセロラ・ジュース(suco de acerola、スーコ・ジ・アセローラ)。“焼肉”というシンプルな料理名がメニューに登場したのは初めてかも。赤身の、とても硬い牛ステーキながら、タレの味もよく、噛みしめると牛肉の旨みがグイグイと押し寄せてくる。これぞブラジルの牛ステーキ、って感じだ。ちなみにもう一つの主菜は「魚とレモン(peixe com limão、ペイシ・コン・リマォン)」。白身の魚にレモンを搾りかけて、衣をつけて揚げたもの。

夕食: 今日も帰りの道路の大渋滞で、アパートに着くのが遅くなった。「イタイパーヴァ(Itaipava)」のロング缶をプシュンと開けて、塩ピーナッツをポリポリとかじる。そして朝のハムパンを2個。食後に「カシャーサ51オウロ(cachaça 51 ouro)」の新品ボトルを開けて、カシャーサを2ショットほど飲んで〆。

社員食堂の朝食
牛干し肉煮込み
社員食堂の昼食
牛ステーキ
缶ビールと塩ピーナッツ
ハムパンを食べてカシャーサへ

2015年7月28日火曜日

メイドさんが部屋掃除

ブラジルの洗剤各種

 単身赴任社宅代わりのアパート(=日本風にいうとマンション)の部屋は、メイドさんが掃除してくれる。

 といっても、私が直接雇ったメイドさんではなくて、アパートに所属しているメイドさんたちだ。

 ホテルの部屋の掃除を、ホテルの掃除担当者がしてくれてるのと同じようなものかな。

 ベッドメーキングと、トイレ、シャワールームの掃除、食器洗いなどが彼女たちの担当業務で、そろいの制服を着てやってくる。

 ところが先日、アパートの管理会社から、「今後、掃除用の洗剤は各自で用意してください」という連絡がきた。

「洗剤って、何を買えばいいの?」

 と聞いたところ、くれたのが、以下の紙(日本語訳は、あとで自分で記入)。


 食器用の洗剤とスポンジはすでにあるので、いるのは1、2、3、5だな。

 このメモを持って、日曜日にスーパーに出かけ、買いそろえてきたのが、冒頭の写真の洗剤だ。

 左端が消毒剤、まん中が漂白剤、右端がトイレ用洗剤だ。

 なにしろスーパーの洗剤コーナーに行くと、棚の端から端まで、上下5段ぐらいにわたって、ずらりと洗剤が並んでいて、しかもすべてポルトガル語で書かれているので、目的の洗剤を見つけ出すのも、ひと苦労。

 多目的洗剤(床掃除などに使うらしい)と、ガラス用洗剤は、今回は見つけられなかった。もう一度、買いにいかなきゃなあ。


朝食: 鶏肉煮込み(iscas de frango ao molho、イスカス・ジ・フランゴ・アオ・モーリョ)、クスクス(cuscuz)、チーズパン(pão com queijo)、メロン(melão)、カフェオレ(café com leite)。朝食のとき、チーズパンやハムパンの中身(つまりチーズやハム)を取り出して、その代わりに主菜となる肉料理(今朝の場合だと鶏肉煮込み)をパンにはさんで食べている人も多い。朝、アパートの近くに出る朝食の屋台にも、牛干し肉煮込み(charque à brejeira、シャルキ・ア・ブレジェイラ)があって、注文すれば、それをパンにはさんで出してくれるそうだ。

昼食: 牛シチュー(picadinho com legumes、ピッカジーニョ・コン・レグメス)、黒豆煮(feijão preto、フェイジョン・プレート)、ライス(arroz、アホース)、具入りクスクス(cuscuz colorido、クスクス・コロリード)、サラダ(salada)、パパイヤ(mamão、ママォン)、マンゴー・ジュース(suco de manga、スーコ・ジ・マンガ)。ブッフェ・レーンの主食(炭水化物)のところに、ライス、スパゲティ(macarrão espaguete、マカホン・エスパゲッチ)、具入りクスクスの3つが並んでいたので、ライスと具入りクスクスの二つを取った。2品から選ぶ主食のもう1品は豚ロース炒め(copa lombo、コパ・ロンボ)。今日は朝も牛肉ではなかった(鶏肉だった)ので、昼は牛肉を選んだ。お菓子か果物が選べるデザートのお菓子のほうは、プラムソース添えココナッツカスタード(manjar de coco com calda de ameixa、マンジャール・ジ・ココ・コン・カウダ・ジ・アメーシャ)という、見た目が美味しそうなお菓子。でもきっと、ものすごく甘いので、いつものように果物を選んだ。

夕食: 週末に作り置きしていた野菜たっぷりのみそ汁も、あと1杯で終了。電子レンジで目玉焼きを作って添えて、カシャーサ「ピトゥ(Pitú)」の青汁割りを飲む。その後、つまみ兼シメの食事として、温めたチーズパンを2個。

社員食堂の朝食
鶏肉煮込み
社員食堂の昼食
牛シチュー
アパートで夕食
温めたチーズパンで〆