2015年1月14日水曜日

ブラジル人には『甘み』が不可欠!?

カイピリーニャと人工甘味料

 カイピリーニャをセン・アスーカル(砂糖抜き)で注文すると、ほとんどの店で、摂取してもカロリーとならない人工甘味料を一緒に出してくれます。

 これを数滴たらすだけで、ものすごく甘くなるのです。

 店だけではなくて、会社でも各事務所のコーヒー置き場には必ず置かれていて、カロリーが気になる人は、砂糖抜きのコーヒーを注いで、それにこの人工甘味料を入れて飲むんですね。

 そこまでして甘さが欲しいのか!

 なんて思ってしまいますが、『甘み』というのは、ブラジル人には不可欠の要素のようです。

 でも、料理の味付けは、塩、コショー、ニンニクが基本。『甘み』はありません。

 それを補うように、飲みものやデザートの『甘み』が強いのかもしれませんね。


朝食: 2ヶ月ぶりの社員食堂は、ゆでたキャッサバ芋(マカシェイラ)、細切れ鶏肉煮(イスカス・ジ・フランゴ・アオ・モーリョ)、ハム入りパン(パン・コン・モルタデーラ)、スイカ(メランシア)、カフェオレ(カフェ・コン・レイチ)。あんなに美味しいと思っていたカフェオレの、なんと甘いことよ。ものすごく甘く感じる。もう少したつと、これがまた普通に美味しく感じるようになるのかもなあ。

昼食: パラパラごはん(アホス)、黒豆煮(フェイジョン・プレート)、トマトソースのスパゲティ(マカラオン・エスパゲッチ)、生野菜(レタス、トマト、キュウリなど)。主菜は豚ロース玉ねぎ炒め(コパ・ロンボ・アセボラード)。デザートはマンゴ(ママオン)と、ピーナッツ菓子(パソッカ)が選べるところ、マンゴの大きさに恐れをなして後者。後から来た同じ職場の人が、「パソッカは、ブラジルで一番好まれているお菓子なんだよ」と教えてくれた。ピーナッツ粉に砂糖と塩を加えて、コルク栓の形に固めたもの。

夕食: 会社の人たちと3人で出かけたのはレストラン&ピッツェリア「トマセリ(TOMASELLI)」。生ビールをもらって乾杯し、料理は、イタリアの前菜(ANTIPASTO ALL'ITALIANA、33.30R$、約1,500円)、ピッツァ・カプリチョーザ(PIZZA CAPRICCIOSA、29.90R$、約1,350円)、シーフード・スパゲッティ(SPAGHETTI AI FRUTTI DI MARE、61.90R$、約2,800円)の3品を注文。イタリアの前菜は、プロヴォローネ・チーズ、ハム、サラミ、オリーブの冷製盛り合せ。カプリチョーザというのは、イタリア語で“気まぐれ”という意味で、この店ではハム、玉ねぎ、固ゆで玉子、黒オリーブがトッピングされたマルゲリータのこと。シーフード・スパゲッティは、エビ、魚、貝、イカ、タコがのったトマトソースのスパゲッティ。さらに生ビールやカイピリーニャなどをいただいて、2時間ほどの滞在。お勘定は190.10R$に、サービス料(10%)19.00R$が加わって、209.10R$(9,410円)、ひとり当たり69.70R$(3,140円)でした。ちょっと高いけど、料理はおいしい。特にスパゲッティがよかったなあ。


社員食堂の朝食
社員食堂の昼食
「トマセリ」
生ビールで乾杯!
イタリアの前菜

パン(サービス)

粉チーズ(サービス)

ピッツァ・カプリチョーザ

シーフード・スパゲッティ

スパゲッティ用のソース

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