2015年4月2日木曜日

ブラジル人が好む魚は?!

社員食堂の昼食

 今日の社員食堂の昼食。主菜は、骨ごとぶつ切りにした魚のココナッツソース煮。

 食事を終えて職場に戻り、「魚がおいしかった」という話をしたら、「今日の魚なんてまだまだ」と、向かいの席のTアゴさん。

「こっち(ブラジル北東部)でうまいのは、なんといってもカヴァラ(cavala)とシオバ(cioba)だ。あとドウラーダ(dourada)もうまいなあ」

 まったく聞いたことがない単語なので、さっそく辞書を調べてみた。

 するとなんと! カヴァラは鯖(さば)、シオバは鯛(たい)、ドウラーダは黒鯛(くろだい)なんだって!

 そりゃ美味しいに決まってる。でもそんな魚、こっちに来てから見たことがないぞ。

 それにしても、サバ、タイ、クロダイは、ブラジル人も美味しいと感じるんだね。日本人と同じじゃん!

「その3種類、私も大好きです!」と話が盛りあがる。

 ただし、食べ方が違うんだな。

 我われは刺身か煮魚、焼き魚あたりでいきたいところなんだけれど、Tアゴさんを始めとするブラジルの人たちは、丸ごと油で揚げてレモンを搾り、ポテトフライ(batata frita、バタタ・フリッタ)を添えて食べるのが一番だという。

 なにしろ素材がいいので、そういう調理をしたとしても、必ず美味しいとは思うけど、やっぱりシンプル・イズ・ベスト(simples é o melhor、シンプリース・エ・オ・メリョール)だよねえ。

 あぁ~、鯛の刺身が食べたくなった。


朝食: ブラジル・ソーセージと玉ネギの炒め(linguiça acebolada、リングイッサ・アセボラーダ)、クスクス(cuscuz)、山芋(inhame、イニャーミ)、チーズパン(pão com queijo、パンォ・コン・ケージョ)、タンジェリン(tangerina、タンジェリーナ)、カフェオレ(café com leite、カフェ・コン・レイチ)。塩っ気が強いリングイッサ(ブラジル・ソーセージ)は、イカの塩辛と同じと思えばいい。少量のリングイッサで、大量のクスクスや山芋を食べる。炭水化物が進む食材なのである。

昼食: ぶつ切り魚のココナッツソース煮(filé de peixe ao molho de coco、フィレ・ジ・ペイシ・アオ・モーリョ・ジ・ココ)、ピラォン(pirão)、ライス(arroz、アホース)、スパゲティ(macarrão espaguete、マカホン・エスパゲッチ)、サラダ(salada)、チョコレート(chocolate、ショコラッチ)、ぶどうジュース(suco de uva、スーコ・ジ・ウーヴァ)。骨付きの魚をナイフとフォークだけで食べるのはとてもむずかしい。箸がほしいなあ。そしてデザートはチョコレート。しかも、いつもと違って、食堂への入口で、まん丸のチョコレートが手渡された。実は明日(金曜日)は、キリスト復活祭で休日。復活祭にはチョコレートをプレゼントするのが習慣なんだそうな。昔はイースター・エッグといって、色付けしたり、飾り付けたりした卵(=復活のシンボル)をプレゼントしていたのが、チョコレートに変わったんだって。

夕食: T内さん、S田さんと3人で公園の屋台「シュハスキーニョ・バイアーノ(Churrasquinho Baiano)」。牛肉(carne、カルニ、4.00R$、151円)1本、鶏肉(frango、フランゴ、3.00R$、113円)1本、手羽先(asinha、アジーニャ、3.50R$、132円)2本、鶏ハツ(coração、コラサォン、3.00R$、113円)2本、牛干し肉 (charque、シャルキ、5.00R$、189円)1本、ビール473ml缶(skol latão、ラタォン、5.00R$、189円)4本、カシャーサ(caninha、カニーニャ、3.00R$、113円)10杯で、お勘定は80.00R$(3,020円)、ひとり当たり26.67R$(1,010円)だった。(本日のレート:37.77円/R$)

社員食堂の朝食
昼食のデザートはチョコレート
夜は屋台が出る公園へ
このベンチが定位置になってきた

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